山なび　G-16　Ⅲ　VS　アンドロイド

2014年07月05日 10:49つぶやき全体に公開

山ナビ　G-16　Ⅲ（アーストレッキング・ナビＧⅢ）　VS　アンドロイド

2014年7月４日

最近ようやっとアンドロイド（ドコモ　ARROWS　ＮＸ　Ｆ－０１Ｆ）を手に入れ、

時折ナビを使い、改めてその威力に驚かされもう少し早く手にすべきだったと思う事しき

り。

　その前に今まで使っていた山ナビ　G-16　Ⅲについて。

（１）電池の消耗がとにかく早い。満充電しても２時間も持たない。とにかくわずかで

も使うたび毎に充電しなければならない。

（２）屋外での明るい場所では見づらい。山の中でも明るい場所ではほとんど見えない。

曇ったり、木陰では見えるけど、明るい場所ではそれなりに工夫しなければならない。

「ナビ設定」で注記サイズを「大」にすると多少見えやすくなるが、それでも使い勝手は

よくない。

（３）地図が古い。地理院地図は2007年版とあるが、もっと古いのではないかと思う。

私の住んでいる隣の団地は10以上前に出来たはずだが、画面には出てこない。同じような

ことが他にもあって役に立たないことが結構ある。

（４）スクロールの動きが鈍い。目的の場所まで移動させるのに時間がかかりすぎるし、

移動の方法も少し工夫が必要。

（５）軌跡が思うように残らない。目的地を設定しないと残らないとの事だが、一々設
設定するのはめんどくさい。

（６）スイッチオンから地図表示まで時間がかかりすぎ（起動が遅い）。結局、不要なソ

フトが多すぎて足を引っ張っているのではないか。

結局この山ナビはカーナビの付属品として開発されたらしく本体にはストラップを付け

る小穴がない。そのため舗装路などに落とすと液晶画面が壊れて使い物にならなくなるの

で車載用のクレードルを取り付けて自分なりに工夫してストラップを取り付けている。

　G-16から二度バージョンアップし、G-16　Ⅲ　になって百名山～三百名山検索システム

が導入されたものの、最初の機種(G-16)　に比べると全体的に動きが鈍くなったような気が

する。電池の持ちが悪い事、明るいところでは見えずらいことなどアウトドアではあまり

使い物にならない。しかしインドアでは目的の山やら周辺の施設など簡単に呼び出せルー

トシミュレーションも出来結構楽しめる。

　本当に山に持参するのなら最近出たMOVEON（ムーブオン）のヤマナビ2,5が面白そう

な気がする。バッテリーの駆動が約10時間、液晶は反射型を採用とのことで明るいところ

での画面の写りは果たしてどうなのか、しかし本体価格が37800円で地図ソフトが9000

円であわせて５万円近い値段では少し高い気がする。

ところで最近手に入れたアンドロイドであるが、街中のみならず山中でもこれほどまで

優れた機能を持っているとは知らなかった。

地図は新しいし画面もきれい。おまけに電池の持ちがすごく良い。軌跡もそれなりに残り、

使い便利は抜群。ソフトも多種多様でいろんな事が楽しめる。

まだ使い切っていないので分からない部分が多いが、目的地を設定すれば案内してく

れるはず。この春、広島県の最高峰恐羅漢山に登った時、全くの初めての山でしかも雪山

で夏道が隠れているにもかかわらず、ルートを間違えなく登っていた青年に出くわしたが、

そこまで出来ればもはや山ナビG-16　Ⅲ　なんて問題ではない。

　したがってアンドロイドの一方的勝利と言えるのではないか。

2014-07-04 「信州　山のグレーディング」に

2014-09-22 阿武山に登り広島の土砂災害の爪

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