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80年代から90年代、私が職域山岳会で登っていた頃は、ストックを使っている登山者を見ることはほとんどありませんでした。会の山行では、下り初めの時に杖代わりに枝を使う先輩もいて、大変かっこいいと思っていました。落ちている枝の中から長さと太さのちょうどいいものを歩きながら探す必要があるのです。
それが原因で(笑)、「自然木」でできた杖がかっこいいと思うようになってしまったのです。15年位前に乗鞍高原で買ったものを使っていたこともありましたが、すぐにやめてしまいました。
何しろ全身をクラシックなコーディネートにしていないと、「杖」が大変浮いてしまうのです。現在、そのようなウェアは持っていませんし、着たところで、電車の中で大変浮いてしまうでしょう(笑)。また、長いので、電車やバスでは面倒です。
さて、これらの杖、握り手の部分はもちろん自然の造形を生かした形状で、このあたりが、枝を選び加工する職人の腕の見せ所なのでしょう。この2本の握り手の形状は大きく異なりますが、不思議なことにどちらも握りやすいのです。それにとても軽くて丈夫です。
ということで、現在これらの杖は、カミさんと行った旅の思い出として、玄関の傘立てのオブジェになっております(笑)。
「転ばぬ先の杖」、そして「乗鞍高原」恐るべしっ!
【写真】ウィメンズ トレイル(BD82330) 59〜125cm, 245g、 L型 90cm, 188g、 T型 95cm, 197g
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