恐るべしっ！「“一点360度の山” 釈迦ヶ岳(山梨県笛吹市」

「日本列島は帯状高気圧に覆われて快晴」との予報だったので、木曜日に展望を目当てに山梨県 芦川町の釈迦ヶ岳へ行ってきました。丁度、河口湖の北、御坂山塊の主稜線から少し北に外れたところにある鋭鋒です。

この山も、先日の日記でご紹介した松山(赤岩)と同じく「一点360度」の山。すなわち、その場でぐるぐるっと体を回せば、木などに遮られることなく360度全ての展望が得られます。(正確に言うと、細い立木2本がありますが…(笑))　

山頂は…　圧巻の360度ぶり(笑)でした！　絵に描いたような富士山はもちろん、南アルプス〜八ケ岳〜奥秩父、そして、なんと槍・穂高連峰まではっきりと見えていました。で、飽きない眺めに約1時間も滞在しました(笑)。

さて、この山を知ったのは、私の山岳展望のバイブル「展望の山旅」シリーズ(実業之日本社刊)です。「なにしろ、無類に展望のいい山」「山頂からの展望は、”腰を上げられない”ほど」と大絶賛されていたからです。

当日は釈迦ヶ岳から黒岳にプチ縦走しました。黒岳まで行くと、河口湖を手前に配した「これぞ富士山」という景色も見られますよ。

私は、芦川町の「すずらん群生地」駐車場から登ってゆきました。中央道・東京方面からだと、河口湖ICから若彦トンネルで芦川町に抜けるとあっという間に到着です。家族連れや初心者連れでも楽しめるコースだと思います。そろそろ紅葉も終盤です。好天の日を狙った日帰りハイクにいかがでしょうか？

「釈迦ヶ岳」そして「帯状高気圧」　恐るべしっ！

■山行記録：釈迦ヶ山・黒岳　〜快晴・紅葉・大パノラマ〜　(しつこいパノラマ解説があります(笑))　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2706742.html

写真はいずれも2020年11月5日