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では、都内から中央線に乗って松本方面に向かう時、進行方向の右側、左側のどちらに座った方が山の眺めがより楽しめるでしょうか?
右側、左側それぞれの良さがありますが、ここでの正解は…
「甲斐大和までなら右側」「勝沼ぶどう郷より先まで行くなら左側」、「見たい山・好きな山があれば、そちらの側」としておきます(笑)。
右側は何といっても立川を過ぎて多摩川鉄橋を渡るときの丹沢・富士山・奥多摩・奥武蔵のオールスターの眺めが見逃せません。また、勝沼ぶどう郷から先では大菩薩・奥秩父・八ヶ岳などを間近に眺めることができます。
一方、左側は何といっても勝沼ぶどう郷から先での南アルプスや御坂山塊(富士前衛の山)の眺めです。何と南ア・南部のビッグスリー(悪沢・赤石・聖)も見れます。また茅野駅からの北アルプスの眺めも豪華です。
さて、この本で驚くのは日本の標高ベスト3(富士山・北岳・奥穂高岳)がほぼ同時に左側に眺められるポイントが紹介されていることです!それは長坂−小淵沢間ですが、一瞬の出来事で、それも年に数回しか見えないそうです。これには驚きました。さすがに新宿ー松本間を4,000回も乗務している車掌さんです(笑)。
さあ、これから遠望の効く季節がやってきます。一緒に鉄道オタクの新ジャンル「ヤマ鉄」「眺め鉄」を開拓しましょう(笑)。
「車窓の山旅・中央線から見える山」やはり恐るべしっ!
【左】甲斐駒に沈む夕日 (日野春駅)
【中】茅ヶ岳。偽八ツと言われるのも納得できますね (韮崎駅付近)
【右】小海線からの眺めも負けてはいません。八ヶ岳連峰 (野辺山駅付近)
撮影日:いずれも2021年10月5日
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