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「夏季」オリンピックの聖火は古代オリンピックが行われていたギリシャのオリンピア・へーラー神殿跡で灯される火です。ギリシャ神話に由来することは多くの方の知るところだと思います。
一方、「冬季」オリンピックの聖火もほとんどの大会で夏季大会と同じへーラー神殿の火なのですが、2大会だけ例外がありました。何と、それらの大会で採火された火は「モルゲダール」にあるスキースポーツの先駆者、ソンドレ・ノルハイムの生家の暖炉の火!だというのです。
ちなみにそれらの2大会とはオスロ(ノルウェー/1952)、スコ―バレー(米国/1960)です。
スコーバレーは意外な感じがしますが、予定していたギリシャでの採火がスケジュール的に無理だったので、急遽モルゲダールでの採火に変更したそうです。また、リレハンメル(ノルウェー/1994)では、モルゲダールで採火した火による非公式の聖火リレーも行われたとのことです。
さて、あと2週間ほどで北京2022冬季オリンピックの開幕です。聖火はすでに昨年秋にギリシャから北京に到着し、あとは大会直前3日間の聖火リレーを待つだけになっています。しかし、以上のことを知ってしまうと、冬季オリンピックの聖火に関しては「モルゲダールの火」の方がしっくりくるなあと思ったのでした。
「オリンピック聖火」そして「モルゲダール」恐るべしっ!
【写真】モルゲダール(アゾロ社製)。自分用とカミさん用です。軽量で全体に柔らかく、ウロコ板を使った緩斜面の歩行・滑走に適したモデルです。前足部のフックがプーリーになっているので、靴の着脱がとても楽です。デッドストック品なので状態は最高です。
私も『雪の祭典 冬季五輪』はギリシャと関係ないじゃん!
と思っていますので(笑)ソンドレさん家の暖炉で良いと
思います〜♪
そうなんですよね〜。私もギリシャの神殿の火には違和感ありありです
何しろ、ノルディックはドイツ語の「北」から、アルペンはフランス語の「アルプスの」から生まれた言葉ですし…。
まあ、初期の大会ではIOCとノルウェーや国際スキー連盟との間でいろいろあったようで、そのことも関係しているのかも知れませんね。
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