【尾瀬情報】大清水〜一ノ瀬は旧道も通行できます

今年も、尾瀬の玄関口の一つ「大清水」からその約3.2km先の「一ノ瀬」までは、6月下旬(予定)から低公害車(有料)が運行されます。それまでの期間、またそれを利用しない方はこの林道を歩くことになります。

さて、この区間は林道にほぼ平行して旧道(会津沼田街道)もあり、こちらを歩くこともできます。昨年の秋に歩き印象深かったので、先日の尾瀬の帰りにも歩いてきました。所々に泥濘、倒木、古い木道もありますが、落ち葉でフカフカの楽しい道です。ブナ、ミズナラなどの巨木も見事で、沢の音を近くに聞きながら森林浴ができます。

何でもこの旧道、400年程前に真田信幸(沼田城主)が整備した道で、明治までは会津と上州を結ぶ交易路とのこと。荷物を載せた馬も通ったのかもしれませんね。当時の人々の暮らしを想像させるような味わい深い道です。
ということで、余裕がある方は歩いてみるのも良いと思います。林道を歩くのと時間もそれほど変わりませんよ。

■片品村観光協会公式サイト/
この中の「巨木マップ　〜会津沼田街道を歩いてめぐる尾瀬〜」が参考になります
https://oze-katashina.info/downloads/

【左】新緑の旧道 (2022年6月2日)
【中】秋の旧道 (2021年10月15日)
【右】旧道の案内板 (登山姿のぐんまちゃんがカワイイ)