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向かって右側の口を開けた阿形がオスの「獅子」、左側の口を閉じた吽形がメスの「狛犬」が多いようです。しかし、地域や時代などによってさまざまな形態のものがありますよね。
例えば、秩父や奥多摩山地などでは、「狛犬」の代わりに「狼」を祀っているところがあります。有名なところでは三峯神社や御嶽神社などです。この狼信仰は、江戸時代に畑を荒らす動物除け、火盗除け、災難除けなどを目的に広まったそうです。
さて、先日訪れた大岳山。山頂の肩にある大嶽神社(奥宮)にも”狛狼”(おいぬさま)がいらっしゃいます。狛犬は写実的なものが多いのですが、この神社の”おいぬさま”はご覧の通り。かなりデフォルメされ「ちいかわ(=小さくて可愛い)」な感じです。
さて、ここでクイズです。この”おいぬさま”、口の開け方も含めて二体とも同じに見えますが、大きな違いがあります。どこが違うでしょうか、よーくご覧ください。
答えは「股間」です。右の”おいぬさま”はオスなんですねっ(左はメス)!
で、なぜかそこだけは写実的。「ちいかわ」でもありません

ちなみに、この日の山行は大嶽神社表参道の「丁石」を訪ねるのが目的です。決して、”おいぬさま”の股間を確認するのが目的ではありません

恐るべしっ!「狛狼(おいぬさま)」そして「大嶽神社」
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■山行記録: 大嶽神社表参道の「丁石」を訪ねて【大岳山】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6784508.html
宝登山の狛狼は大岳神社とは雌雄が逆でした
(確か宝登山奥宮は右側の阿形が雌、左側の吽形が雄です)
宝登山奥宮、そうなんですね。 何度か訪れていてますが気が付きませんでした;;
さきほど某HPを見てみましたが、左側の吽形の雄はカメラを向けたら顔認証されたとか…
「宝登山奥宮のおいぬさま」も恐るべしっ!
実は偶々、朝のお掃除にいらしていた宮司さん(禰宜さんかも)にお会いして、何故大岳神社や両神神社と雌雄が逆なのかを伺いましたが、ご存知ではありませんでした
他にも雌雄逆パターンがあるのか?今後も調べてみようと思います
(顔認証までは気付きませんでした)
奥多摩・檜原村の神戸集落からクロノ尾山への中尾根、大ムレノ山ノ神にある6体の狛オオカミ一家?に会いに行ったことがあります。
親子連れのオオカミが2組+大岳神社に似たデフォルメオオカミが2頭でした。
雌雄の区別まではわかりませんでした。
大岳山とは赤井沢を挟んで隣の尾根です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4125140.html
記録を拝見しました。これは興味深いおいぬさま!
親子の情愛を感じるポーズや表情も素敵ですねっ。
お隣の湯久保尾根の祠にもおいぬさまがいらっしゃるようなので、いつか併せて訪ねたいと思います
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