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さて、「川尻八幡宮」の他にも二十四節気の特定の日に参道の彼方から朝日が昇る神社があります。ヒントは東京都のとても有名な神社です。
それは、なんと「明治神宮」です

原宿駅付近から延びる有名な”表参道”の方角は「冬至」の日の日の出の方角と一致しています【写真・左】。したがって、この日、表参道ケヤキ並木の彼方から立ち昇る朝日【写真・右】は明治神宮を照らします。
一年のうち最も昼が短くなる「冬至」は、「日短きこと至る(きわまる)」を意味するそうです。冬至の前後になると太陽の力が弱まって魂が一時的に仮死し、太陽の帰り来る「一陽来復」によって再び蘇るという考えもあったそうです。
そして「冬至」を過ぎれば昼間の時間がまた長くなります。したがって二十四節気において、冬至は「太陽の復活日」とされています。
したがってこの ”表参道” は明治天皇・昭憲皇太后が祀られる明治神宮を、復活の光とされる冬至の太陽光で一番最初に照らすことを目的に設計されたという説もあるようです。
「二十四節気と神社の参道」そして「明治神宮」も 恐るべしっ!
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※写真・中は「東京足跡物語」HPより
■日の出・日の入りマップ https://hinode.pics/
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