![]() |
![]() |
![]() |
最初の「立春」とは、春の訪れを境に太陽(神)が生き返る日と考えられていたようです。そして2番目の「雨水」は、「立春」から数えて15日目の日で、太陽(神)が雨となり水となって私たちに恵みを施す最初の仕事をする日。つまり、農作業の準備を始める目安の日で、伊勢神宮をはじめとして各地で「祈年祭」などの豊年を予祝する行事が行われています。
さて、城山湖(相模原市)のほぼ東に「川尻八幡宮」という神社があります。その参道の延びている方角は二十四節気の「雨水」と「霜降」の日の日の出の方角と一致しているとのこと。したがって、これらの日には900mも続く参道の彼方に立ち昇る朝日が見られるそうです【写真・中】。調べてみると、参道の方角と「雨水」の日(2025.02.18)の日の出の方角は確かに一致していました【写真・右】

一方の「霜降」とは文字通り霜の降りる日をいい、冬支度の準備が始まります。この頃、収穫を神に感謝する大祭神嘗祭が行われます。
昔の人々は農耕の目安となるように、また重要な日に太陽を神社にお迎えできるように参道の方角を定めたのかもしれません。何ともロマンを感じる参道ですね。
さてさて、「雨水」と「霜降」の日ではありませんが、「二十四節気」の特定の日に参道の彼方からの朝日が昇る神社が他にもあるようです。答えは… 例によって次回の日記で…。ヒントは東京都のとても有名な神社です

「二十四節気と神社の参道」そして「川尻八幡宮」恐るべしっ!
----------------------------------------------------------
※写真・中は「屋根のない博物館」HPより
■川尻八幡宮HP: https://yanenonaihakubutukan.net/kawasirihatimannguu.htm
■日の出・日の入りマップ: https://hinode.pics/
「日の出・日の入りマップ」
「月の出・月の入りマップ」
すごく役立つWEBサイトを紹介いただきありがとうございます。
これまで「こよみのページ」サイトで方位角(整数部だけなので誤差大)を拾って地図アプリでその角度の線を引いて、とやってましたので、とてもありがたいです。
ありがとうございます!
いろいろ探すとあるものですね。何とも便利な時代になりました
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する