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「自分は大丈夫、いざとなったらビバークできる、レベルにあった山行をしている、気象判断はしっかり行っている」など、だれも遭難する前は、自分が遭難するとは思っていないはずです。
しかし、遭難のリスクは誰にでも存在するわけで、自分だけは遭難しないということにはならないはずです。実際に遭難に繋がったケースでは、初心者、ベテラン関係なく発生しています。遭難のリスクをどのように低減させるかが、全ての登山者が直面しなければならない課題といえます🤔
遭難を防ぐために重要なこと、スキルを磨くことはもちろんですが、遭難事例の分析をすることも重要ではないかと考えます。
ビジネスの世界でも、ケース研究、ケースメソッドの分析手法は常識であり、山の遭難もリスク管理の問題であるため、ケース研究が効果的といえます。
そのような視点で、今回二冊の本を読みました。単独登山者の遭難事故から大規模遭難事故まで、遭難概要の説明と分析がなされています。自然の猛威の前になすすべがなかったいう側面もありますが、その背後にはかならずヒューマンエラーが存在しており、勉強になります✏️
これらの事例を他山の石として、遭難対策に生かしていきたいと思います❗️
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