あるいは地形図を見ながら実際の地形を想像したりするのも楽しいです。
しかし、今の登山ナビゲーションのスタンダードといえば、GPSではないでしょうか。ヤマレコしかり、ヤマップしかり、さらには高精度を誇る専用のGPSも販売されています🛰
ナビゲーションや現在地の把握という点においては、GPSが圧倒的に有利なように思えます。
他方、デメリットとしては、電池切れ、故障の場合にはまったく使い物にならないという点です💦
これらの欠点を補うべく、GPSナビゲーションだけではなく、読図ナビゲーションもできるようにしておくのが望ましいとされています。
しかし、今後さらにGPSの精度、耐久性等が向上すれば、もはや読図は不要と言えるときがくるかもしれません💧現時点でもGPSの補助バッテリー、予備機を用意すれば不要との考えもあるのかもしれません。この場合、読図能力はもはや不要になってしまうのでしょうか。
GPS vs 読図の構図はあたかも、AIと人間の対立の構図に似ているようにも思えます。
いろいろな仕事がAIによって奪われる可能性が指摘されていますし、登山というアウトドアにしても、人間にしかできないと考えられてきたことが代用されようとしています。自動車の運転もAIが人間の運転能力を上回る日は遠くありません。
GPSを使うか、読図によるかは、登山の目的をどこに置くかにかかわってきます。登山の目的をピークハントに置けば、ナビゲーションは登頂のための手段に過ぎないので、GPSを積極的に活用すべきということになります。
他方、登山の目的をピークハントに限らず、そこに至るプロセスも楽しみ、やりがいに含まれるとした場合には、読図も重視することになります。
自動車の運転もそうですが、運転は手段で、目的地に到着することが目的と考えるのであれば、AIに任せるべきです。実際、車で登山口に到着するためにはカーナビなしには考えられません。
しかし、一方で運転に楽しみを見出している面もあります。このような場合には完全自動運転が実現できたとしても、自分で運転をすることになるでしょう(^_^)
ナビゲーションにしても、自動車の運転にしても、人間以外にすべてを委ねてしまえば、人間の読図能力や運転能力が低下することは間違いがないです。なので、定期的には人間が行なっておく必要があるといえます。
また、特にアウトドアについていえば、プロセスそのものが目的といえ、地図を使用することの楽しみは大きいといえます。
ということで、結局のところ、GPSによる探索を基本としつつも、地形図も持参して、ナビゲーションのプロセスも楽しむというところに落ち着いています😊
satoshi80さん はじめまして
私は、GPSは、食前食中食後のうち食中つまり登山の実行段階のみ、読図の補完になるものだと思っています。食前食後に紙の地図を見ながら計画したり、記録を整理することは、これまでと同様に重要なことだと思っています。
もちろん今では、カシミール3Dやヤマレコの計画作成機能を使って、食前から食後まですべてデジタル化することは可能になっています。GPSを使う場合には前後の作業も怠りなくやることを心がけていただくのが良いのではないかと思います。
shokunpapaさん、はじめまして。
そうですね。おっしゃるように計画前後で紙ベースで地図を読んで、山の情報をしっかりとインプットしておくのが重要と思います。
紙の地図の方が明らかにみやすいですし、完全なデジタル人間にはなりきれません💧
しばらくは、GPSに頼りつつ、食前中後に、紙の地図を活用するパターンになりそうです。
カシミール3Dはまだ使ったことがありませんでした💡今度使ってみます。ありがとうございます(^^)
初めまして。
私はアナログ人間ですが、最近スマホのGPSも使うようになりました。(使いこなしてはいません!全然!)
確かに、現在地確認が便利な時が多くて重宝しています。
手元にあるとまず見てしまいます。
ところがコレ、なぜだか肝心な時にスマホがいかれたり(私のはタフネスを謳い文句にしたヤツなんですがトラブルが非常に多いです。)、電源が飛んだりします。
特に冬なんかは、大事に懐であっためても、バッテリーを持参してテントで夜中充電して温存しても翌日寒さですぐにおかしくなったりします。
手袋での操作や、屋外での画面の見にくさも厄介です。
タッチペンとかも使ってはみましたが…
そもそも画面が小さくてスクロールでの作業なので、俯瞰的なルート判断に使えません。
特に計画段階でルートを妄想したり、エスケープを考えたりするには全くと言って良いほど役に立ちません。
等高線の緩さを見てルートが末端まで繋がっているかどうかとか、大きな画面でないとスクロールでは難しいです。
紙の地形図なら複数枚にわたっても一目瞭然でしたが、今は老眼なのでコレは無理(^^;)
拡大した地形図か、PCでカシミールを見ています。
現地で急遽エスケープルートを探したり、ルート変更の検討などはかなり難しいという感じ。
私は昔の人間なのでさんざん紙の地形図でやってきたので、GPSがダメになってもそれなりにイケますが、命がけで必死に(大げさではないよ〜)地形図の等高線の間を読む様な、胃が痛くなるような経験を沢山しないといきなりは地形図を読みこなせないんじゃないかと思ってます。
紙の地形図を予備に持ったからといって、普段から地形図で現在地を追い続ける山行をしていなければ、急には難しいかもしれません。
そしてGPSは大まかな(マクロ)のルーファイにしか役に立ちません。
これは紙の地形図も一緒ですが。
GPSは機器のトラブルと画面の小ささ、バッテリー対策が現状ではどうしても気になるところです。
mieeさん、はじめまして。
冬にGPSを使う場合には電源の問題がでできますね。自分はiPhoneなので、バッテリーが落ちやすいですが、丈夫な防水ケースに入れてからは、落ちなくにりました。あとはガーミンの専用機であれば、ほぼ落ちません。
ただ、見やすさ、使いやすさは、紙の地図が明らかにいいですね(^^)
自分もアナログ人間ですし、GPSは読み込みや動作に時間がかかったり、多少のストレスがあったりします。GPS専用機は画面が特に小さいです💧
中途半端にやることには何も身につかないと思うので、本気で読図能力を身に付けたいなら、GPSを捨てるくらいの覚悟が必要かもしれませんね💦
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