フキノトウ採り

まずまずの天気に誘われてフキノトウ採りに行った。東北地方ではフキノトウのことを”ばっけ”というのを知ったのは、それほど昔のことではない。私は東北地方出身だが、私の故郷では普通にフキノトウという。しかし、”ばっけ”と聞くと、何となく親近感を覚えるのは、同郷たる由縁でもあろう。
林道は、まだ雪に覆われているが日当たりのよい法面などに雪は無い。まあ、しかして歩きづらいことこの上ない。この行程は鍛錬の一環だ、と言い聞かせて歩いて行くと、確かにフキノトウはあった。ところが大きくなりすぎて花が開いている。光陰矢の如し。月日の経つのは早いものである。

写真左：水ぬるむとは言えまだ雪が
写真中：花開いたフキノトウ
写真右：カエル？のようなフキノトウ