非常事態宣言が出され、国民各自「他人との接触を7〜8割減らせ」という指示が出されていた。これが転じてマスコミなどにより「外出を20％にしろ」という形で広報されていた。結論的に言うと、これは真っ赤な嘘。
単純なモデルで考えてみる。
一定の狭いブロックに住む2人の人が、自由に外出する外出頻度を各々「１」とすると、2人が接触する確率は、「１×１＝１」。
2人とも外出頻度を20％にすると、2人が接触する確率は、「0.2×0.2＝0.04」となり、接触は「99.6％減」となる。
2人とも外出頻度を半分にした場合、2人が接触する確率は、「0.5×0.5＝0.25」となり、接触は「75％減」となり、目標が達成されることとなる。
人数を2人に限らず大きくとっても、基本的にこの「接触」は「衝突確率」を求めるのと同義なので、二乗をもって計算することが正しいといえる。
こんにちは。
面白い点に着目されましたね。
確かに「（各自が）外出を（通常の）20％に」という記事を見た時は違和感を持ちました。そういう計算にはならないはずだけどなと。計算まではしなかったので漠然とでしたが、これでスッキリしました！(笑)
もっとも、期せずして、殆どの国民がリアルに20％以下に（たぶん）して頑張ったお陰で、現在の「39県解除」に至ったと思うので結果オーライでしたね。
tsukadon さん、こんにちは。
2人モデルを例にすると、一人が全く外出頻度を下げないで以前と同じ行動をして、もう一人が外出を20％に減らしたときに、接触が「１×0.2＝0.2」となり8割減となります。
全国民に8割減らせとはひどい強要でしたね。
非常事態宣言解除に至った理由は、自粛にあるのではなく、気温上昇によってコロナが死滅していったものと私は見ています。
国民総自粛は実は感染減少に寄与していなかった可能性が高いです。5月1日と4日に発表された厚労省HPにある専門家会議資料をみるとそのように結論付けざるを得ません。いろいろと困ったことです。
ALFAROMEOさん、お早うございます。
インフォデミックに関しては、こんな論考も出ていますね。
コロナ・インフォデミックの戦犯たち
http://agora-web.jp/archives/2046167.html
ホリエモンの物言いはともかくとして、続編も出るようなので確認していきたいと思っています。
こちらもずっとフォローしていますが、うなづけることが多いです。
西浦モデルの検証�� いつまで当たらない予言を出し続けるのか？
http://agora-web.jp/archives/2046174.html
firebolt さん、おはようございます。
ご紹介くださったようなサイトがあるんですね。ご教示ありがとうございました。世間的にも段々インチキがバレていくプロセスに入ったようです。
5月1日・4日まで、専門家会議からまったく解析結果が出てこなかったのが、まずは大問題です。それを見た時の驚きたるや！「非常事態宣言自体が壮大な無駄だった」可能性がそこには示唆されていましたので。なのにどうして「延長」などという愚策をとってしまったのか？については、前の日記で考察いたしました。
実は従来型コロナ属について、温度湿度に対する耐性を調べた研究があります。
"Effects of Air Temperature and Relative Humidity on Coronavirus Survival on Surfaces"
/ Lisa M. Casanova et al.（2010）
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2863430/
これにより、温度湿度上昇によって、新型コロナは急速に死滅する可能性が高いことがわかっていました。GW直前からの東京の夏のような暑さの連続で、一気に環境の新型コロナは死滅していった、というのが私の推論です。
ALFAROMEO さん、
ＴＶや新聞に出て来ない役立ちそうな情報がいっぱいありますね。
インフォデミックも大きな問題ですが、非常に多くの情報がある中、信頼出来そうな情報にどうアクセスしていくかは大きなポイントになります。自分の心の平穏のためにもｗ。
それで、温度湿度についてですが、私は懐疑的な意見の方に同調しています。東南アジアでも一時的な感染拡大が見られたことの説明が付かないからです。
いろいろ読んできたのでどれが一番良いか分かりませんが、この辺りかなぁと思っています。（表現がきつめの方なので、多少割り引いて理解しています。ステマも無視しますｗ）
http://agora-web.jp/archives/2046109.html
「非常事態宣言自体が壮大な無駄だった可能性」も見えてきたように感じますが、それでも不確定な段階では安全サイドに寄った対応をすることは間違いじゃなかったと思います。連休明け以降はもっと積極的に事実検証をして国や地方自治体動いて頂きたいですが、それなりにやっていると思えるのは大阪府だけかなぁ。
firebolt さん
新型コロナの温度湿度耐性について、「赤道直下や熱帯の国々でも流行している」ことをもって、従来型の属性を継承していない、とする説は存じています。
しかし、外部環境ではなく「24時間ギンギンに冷房効かせている屋内での感染」の関与を考えれば、一概に肯定できるものではありません。
現在冬に向かっている南半球での流行拡大（夏期には大したことなかった）、夏に向かっている北半球での流行鎮静化（冬季に酷かった）は、新型が従来型の対温度湿度特性をある程度継承しているから、と私は見ています。
一般的にウイルスが進化する場合、元のウイルスの属性のほとんどを継承し、ごく一部が変化すると考えています。
新型コロナでは、「動物〜人への感染性」「ヒトT細胞への攻撃性」「ヒト免疫反応惹起性（サイトカインストーム）」など複数の点で従来コロナから変化を遂げており、その他の物理特性までもが変化しているとは考えにくいと思っています。
なるほど、その可能性は考慮していませんでした。
確かに３密の環境は熱気があるかもしれませんが、冷房はギンギンでしょうし、人などの体内で活動するからというのも含めて、仰るようにこれまでのコロナと耐熱耐湿性が大きく異なる根拠もありません。
一つ新たな気づきを頂きました。有難うございます。
どちらにしても、今夏に向けて急拡大する可能性は（ウィルスが大きく変化した場合を除き）低いという考えは同じようです。
来週には解除されるかな？
firebolt さん
先のお返事でお示しいただいたサイト、ざっと斜め読みしましたが、私の推論は児玉先生のものに近いです。
実は昨年の晩夏〜初冬にかけて、妙に長引く「変な風邪」を体験したり診察した医師が結構多かったのです。
COVID-19は昨年11月にウイルスが外に漏れたため、感染拡大したとされていますが、従来コロナをもとにいろんな遺伝子操作をして、多数の変形コロナを作っていたと仮定すると、COVID-19より毒性が低い近似ウイルスも存在していたのではないか？
それが昨年晩夏〜初冬に中国周辺（東アジア）に拡散していたのではないか？
そのウイルスの抗体が、COVID-19にも有効な交差免疫を有していた、というのが私の推論です。
首都圏と北海道が非常事態宣言解除になりませんでしたね。愚かなことだと思います。
こんにちは。面白い着目に感動しました。
絶対安全はこの世にありえません。
信用できない行政と報道を客観的に受け取るために大変参考になりました。
arukuecotour さん、
感染症対策は、登山のリスクヘッジと同じ側面があります。
絶対的安全を期すなら山に一切いかない事、となります。
我々はきちんとリスク／ベネフィットを考えて、自己責任で行動しましょう。
こんばんは。
テレビその他で外出自粛が強く叫ばれつづけた結果、それを盲目的に守って、さらには他人にも強要する人のなんと多いことか。
そもそも感染リスクがあるのは「３密が重なったとき」＝密閉空間での密集時の密着での会話・発声のはずでした。この状況での飛沫飛散や接触を避けることが重要です。それが海外のロックダウンをお手本にしたい小池都知事の音頭で「ステイホーム」が脚光を浴びるキーワードに。
「接触を８割減らす」はおっしゃるように完全に達成されたのだと思います。それでもGWの時点では国民の努力が足りないという判定で緊急事態宣言は延長されました。
パチンコ、公園、商店街などが問題視されましたが、結局のところの人と人の普通の往来での感染はそんなに多くなく、別のところに原因があったのではと思います（日記にも書きました）。
感染現場というのは、居酒屋、バー、病院や介護施設、不純交友、無警戒な友人同士の密着・会食・会話などがメインだと思うので、今後もこういうところは要注意ですね。
おはようございます。
極端に接触頻度を減らしたのに、「感染減少率は非常事態宣言前と変わりがなかった。」というのが5月1日・4日に専門家会議が出したデータの語る真実でした。
なのに非常事態宣言を延長するという矛盾した政策をとってしまったのは、返す返すも大失政でした。段々とこの非科学的判断に批判の声が大きくなっていくでしょう。
市中の外環境にいるコロナはどんどん死滅していくのに対し、ヒトの肺胞に棲みついたコロナは増殖して長く（2週間）活性を保ちます。従って、今後は病院、施設などでの集団感染が主体となっていくと思います。
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