今年もいろいろな山に登ったが、この他に絶景登山と言えば何と言っても前穂高岳-奥穂高岳。翌日の下山ルートで通った涸沢カールの紅葉は特に素晴らしかった。紅葉した真っ赤なナナカマド越しに前日歩いた吊尾根を振り返った時の感動は忘れられない。直前で事情により2泊が1泊になったのだが、計画的に山トレもしてコースタイムも納得している。
今年は山岳カメラマンの方に縁のある年だった。立山で私がお花にかじりついて写真を撮っていた時に声をかけられた若いカメラマン。彼はアメリカとアラスカでの留学と海外登山経験があり、現地ガイドを経て今は富士山をメインにガイドしているそう。八方池でいろいろとお世話になったカメラマンの方は、今でも時折写真を見せていただいている。穂高岳山荘で会った印象的な人は、利尻をテーマに写真を撮られているカメラマン。写真集まで出しているのに最後まで自分はカメラマンだと言わなかった。東京に戻ってきて早速探して本の表紙を見たのだが、この方の撮る利尻岳は、槍や穂高に負けないくらいの厳しい表情で、今にも動き出しそうなゾクッとする写真だった。
世の中にはいろんな人がいる。本当に凄い人ほど自分の事は多く語らず…だ。
1枚目:八方池より白馬三山と天狗の頭
2枚目:不帰ノ嶮、見るだけも…
3枚め:クガイソウ越しに五竜岳&鹿島槍ヶ岳
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