高尾山〜陣馬山などのハイキングコースで、「このまま(尾根を)行くか、それとも巻き道を行くかどうする?」という話をよく耳にします。大抵は、「巻き道行こう、巻き道!」となることが多いようです
単独行の場合は、尾根通しに進もうが、巻き道を使おうが、その時の気分で勝手気ままに歩くことができます。ですからこんなことを考えるのは、単独行専門の私には必要のないことかもしれません。
山登りを始めた頃は、誰に教わったわけでもなく、「山歩きの基本は尾根通しに歩くことだ。巻き道を使うなんて邪道だ。」などという、つまらない考えに囚われていました。
アップダウンの多いコースでは、巻き道が非常に有効で、尾根通しに進むよりずっと体力の消耗を抑えることができます。だから、「巻き道行こう、巻き道!」となるわけです。ごく自然なことだと思います。
ただ、ひとつ忘れてはならないのは、一般的に巻き道の方が道が悪く、歩き難いということです。また、道幅が狭く、谷側に滑落すると非常に危険な場合が多いです。もちろん例外はありますが。
その点、尾根道の方が広くしっかりしていて、歩き易いことが多いです。もちろん、時にはヤセ尾根や岩場混じりの危険な尾根道も出てきます。
東丹沢の物見峠から煤ヶ谷に下山する際、尾根通しに進まずに巻き道を歩いたことがあります。この巻き道は一般ルートとはいえ、非常に危険な登山道でした。片側がものすごい急斜面なうえ、道幅が異常に狭く不安定で、歩いていて生きた心地がしませんでした。私は、二度とこの巻き道を歩くまいと思いました。
山や歩くルートによっては、巻き道がほとんど無かったり、逆にほとんどが巻き道だったりと様々です。例えば、北高尾山稜にはほとんど巻き道はありませんし、丹波大菩薩道はほとんどが巻き道です。地図をよく見れば、もちろん前もってある程度分かることではありますが。
最近は、「巻き道を使うなんて邪道だ」などという考えは捨て、状況に応じて尾根道と巻き道を上手に使い分けながら、山歩きを楽しむことができるようになりました。
とはいえ、「山歩きの基本は尾根通しに歩くことだ。」という考えに変わりはありません。
これからもなるべく巻き道を使わずに、山歩きを楽しもうと思っています。それではまた🤗
fgacktyさん、おはようございます。
巻き道、自分も基本的には使わない方針で登っています。
邪道とは思いませんが、目の前にキツい道と楽な道があったら、キツい方を選んでしまうんですよね〜。(Mっ気あり?)
とはいえ、以前に高尾山〜生藤山を縦走したときは、後半は足が痛くなってしまい、巻き道を歩きました。
自分もfgacktyさんと同じく、なるべく巻き道を使わないというスタンスでいきたいと思います。
MonsieurKudoさん、
おはようございます。
Kudoさんの高尾山〜生藤山の山行記録を拝見しましたが、超ロングコースですね。素晴らしい健脚です。私なら、おそらく醍醐丸の手前あたりでギブアップするでしょう。
昨日は小仏城山に登り、今日は友人を連れて鎌倉アルプスを歩きます。今週は1回休みとしました。来週から少しずつ長い距離を歩こうかなと思っています。
いつもコメントありがとうございます。それではまた🤗
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