下から二人の男性登山者が登って来ました。午後2時半頃だったので、「ん?ちょっと遅いんじゃないかな?」と思いました。
しかし、ダブルストックを使って、しっかりとした足取りで登ってきたその二人の姿を見て、「あれなら全然問題ないや。余裕だ。」と思い直しました。
私は、二人に道を譲りながら普通に挨拶をしました。すれ違いざま後ろを歩いていた人が私に確認するように、「どちらまで行かれるんですか?」と聞いてきました。
「関場峠から小下沢林道に下ります。その先(北高尾山稜)はちょっと無理です。」と、私は正直に答えました。すると、その人は私がカチンとくることを言ったのです。「じゃあ、大丈夫ですね。(その先に進むと)暗くなっちゃうから」と。
私は「フン、そんなこと百も承知なんだよ、偉そうに。余計なお世話だ!」と思いましたが、落ち着いて穏やかに、「そうですよね、どうも・・・」と言って二人と別れました。
私は歩きながら、「・・・ったく、上から目線で物言いやがって。頭くるよな〜。ホント気分悪い。」とブツブツ言いました。
その人からは、よっぽど私がダメ登山者に見えたのかもしれません。その人は、おそらく私より年上で、かなり山慣れているようでした。それにしたって、「じゃあ、大丈夫ですね。」とは、どんだけだ!と思いました。
関場峠からは言われた通り(もちろん計画通りですが)、小下沢林道に下りました。口惜しいので、よっぽど先に進もうかと思いましたよ。もう少し早い時間なら突っ込んでましたね。
私は、林道を歩きながら考えました。もしかすると、(警察の)パトロールだったのではないか?と。だからあんな遅い時間に堂所山に登って来て、たまたま出会ったダメ登山者?の私に声を掛けてきたのでしょう。そう考えれば納得できます。
でもヨカった〜。「そちらこそ今からどちらまで行かれるのですか?」などと口走らなくて・・・ハハハ。
ちょっと言葉使いが悪くなって失礼致しました。それではまた🤗
fgacktyさん、こんばんは。
山慣れている方であれば、「じゃあ、大丈夫ですね。」なんて言わずに、登山道の状態を伝えたりしてくれればいいのにねー。
自分なら「お気をつけて。」と挨拶すると思います。
せっかく素晴らしい山行だったのに、こういうことがあるとちょっと残念ですよね。
さっさと忘れてしまいましょう!
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と一旦は書いたのですが、Mipapaさんのコメントを見て、なるほどと思いました。
確かに、純粋に親切心であのように言われたのかもしれませんね。
自分の中で良い方向に解釈するのがいいかもですね。
MonsieurKudoさん、
コメントありがとうございます。
さすがKudoさんです。良く分かっていらっしゃる!
本文には書きませんでしたが、「お気をつけて。」と言ってくれれば、「ありがとうございます。」だったんです。
以前、もっとひどいのがありました。甲武信ヶ岳に登った時のことです。塩山駅のバス停で若いお兄さんに、「山小屋に着くのが遅れるかもしれない旨を、出発前に連絡しておいたらどうか」と言われたんですよ。まあ、お兄さんとしては親切心で言ったんでしょうけど・・・。その時は、「おまえ何様だよ!」と思いました。軽く受け流しましたけどね。
もちろん今回も、その人が親切心で言ってくれたということは、バカな私でもよく分かっているつもりです。
Kudoさんて、相当頭脳明晰な方ですね。それではまた🤗
fgacktyさん こんばんは
う〜ん、日本語は難しいですよね。
もしかして、たとえば、この先の北高尾山稜は、トレースがなくて、歩くのに時間がかかり苦労しますよとかの言葉が隠されていたのかもしれないですよね。
このような出会い頭の短い会話では、言葉が足りないために、その言葉の一面しかとらえることができなかったということは、日常茶飯事あり得ることかなとも思います。
この人の言葉の裏には、もしかしたらfgacktyさんへの配慮が隠されていたこともあるのかなーなどと、他の面の可能性もあるかとちょっと思ってしまいました。
偉そうなことを申し上げて申し訳ありません。
Mipapaさん、こんばんは。
おっしゃる通りです。本文に書くべきだったんですが、その人が親切心で言ってくれたということを、私はよく分かっているつもりです。
そうでなければ、その場で言い返していたでしょう。「そちらこそどちらまで行かれるのですか?」と。
たぶんこの日記を読んで、私のことを心の狭い奴だと思った人は多いでしょう。言葉が足りなかったですね。
コメントありがとうございます。たいへん勉強になりました。それではまた🤗
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