時は明治、今のような登山道具も無くGPSも無い時代に、正確な地図も無い所に、その正確な地図を作るために踏み込んで行った人の物語だった。日本山岳会との競り合いや、陸軍上層部との確執などやけにドラマ仕立てだなぁと鼻に付いた部分は後でレビューを読むと史実ではなく新田次郎の創作(脚色)らしい。実際はもっと淡々と技師たちが職務をこなしたんだろうなと想像される。ただ、未踏峰に初めて登ることの苦労はうかがい知ることができた。
去年の夏に立山へ行ったときに別山から眺めた剱岳は雄大で荘厳ではあったが、それほど難険な山という感じはしなかった。けれどもきっともっと近付いて見ればその険しさに絶望するような山だったのだろう。また、今でこそ多くの人が訪れる山だが、途中の鎖や梯子はかつて、誰かが設置したものには間違いなく、三角点の標石も、最初は誰かが背負って登ったものなのだ。
山に登って目にする三角点をこれからはもっと感慨深くありがたく感じられるようになることだろう。
プライムビデオを見るにあたって、私の [email protected]+GeForce GTX650 ではCPU使用率が100%近くになり、時々ウエイトが入ってしまった。そこで、別の Core [email protected]+Radeon R7 200 で再生してみるとCPU使用率は10%程度でほとんど変化なくスムーズに再生された。ビデオ再生が満足にできないようだと、この Core2Duo機は新調しなきゃならないだろうな。
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