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( 山行記録→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6161510.html )
●事故発生状況
斜面につけられた細い登山道(踏み跡)を歩いているとき、突然左足下が滑って左側斜面に転倒。どのような体勢で転んだのかはよくわからないが、少なくとも1回転はしていると思う。
●直後の対応
気がついた時には落ち葉の斜面に横になっていた。打撲はありそうだが骨折は無さそう。とりあえずもとの道まで上がって休憩。ザックに刺していた自撮り棒付き360度カメラが無くなっていることに気付き再び斜面を下りてしばらく探すものの見つからず。諦めて車まで歩いて帰る。気は動転していたが大きな出血や痛みは無かったのでそのまま車で帰宅。
●損害(損傷)状況
◆身体滝損傷
・全身打撲、擦傷多数
・前歯が欠けた。食事の時に前歯が痛い
→歯科医で診察の結果、上前歯が一本折れていることが判明
・上唇内側に裂傷。唇が黒く腫れている
・上唇外側に擦傷
・右足むこうずね裂傷、ただしズボンは破れていない
・右脇背部擦傷、ただし上着は破れていない
・左腕を上げると痛い、歩行時に左足に違和感
・立ち上がったり顔を上げたりしたときに頭部に痛み
◆物的損害
・自撮り棒付き360度カメラ行方不明→4日後の再捜索で発見
・メガネ破損→事故直後は問題なかったような気がしていたが、家に帰るまでにレンズが片方無くなっていた
・帽子→転落した斜面の横の木に引っかかっているのを発見、回収
・カメラ(ミラーレス一眼)+レンズ破損
…事故直後は問題ないと思っていたが、その後よく調べると本体外装が割れて一部欠損、レンズも動作が不完全、振ると音がする→修理(見積)発送、レンズフードも逸失していることに気付いた。
・リュック内にあったドローン(ケース入)は特に問題なく、数日後に動作確認したが正常に使えた。
●その他
転倒したのが12:30過ぎで、その後、探し物などをしていたものの、その場を離れたのは15時過ぎだった。その間時計を見ることも忘れていたが、時間が経ち過ぎている。転倒後、しばらく意識を失っていたかもしれない。
大きな出血や骨折などはなかったので、病院での受診はせず、翌日はマスクをして出勤し、普通に仕事をした。翌々日に歯医者にかかって折れた前歯の処置をしてもらった。処置は継続中。
●反省
標高差の少ない高原の山で短時間で歩けるつもりだったので、やや気が緩んでいた。12時を過ぎて、早く山から下りて昼食にしようと少し急ぐ気持ちもあった。登山道は落ち葉に覆われていて不明瞭だったが、普通に歩けるものと思い込んでいて足下の確認が不十分だった。今にして思えば、慢心があったのだろうと思う。家族にも心配をかけてしまったし、身体的、物的損害(損傷)も少なからずあった。奢らず、無理せず安全登山に心掛けなければと反省しきりだ。
<左図>GPS記録、左側の線がダマになっている辺りが転倒個所
<右写真>転倒個所付近の写真
少々心配になりましたので、コメントさせていただきました。
山行保険には入られてますか?怪我はもちろん、携行品の損傷なども保険金支払の対象になっている保険もありますよね。
日本フリークライミング協会の会報で読みましたが、おにぎりに入っていた梅干しの種で口(喉かも)を切って、保険金が支払われた事もあるようですよ。
保険のことなど全く頭にありませんでした。言われて気づいて先ほど調べてみましたが、私の入っている山岳保険の保障対象は傷害,死亡,救援者費用,手術,通院となっていて、自身の物損は対象じゃないようです。歯の治療は対象となるかもしれませんので、それはこれから検討してみたいと思います。有り難うございました。
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