映画鑑賞：10000本到達（自画自賛）その1

映画鑑賞は、山とは関係ないが、2大趣味というか、時間をかけているものです。
映画鑑賞時間　9200本×2＝18400時間　
マイカー運転時間55万ｋｍ／30ｋｍ＝18400時間。
少し前に、36歳からのマイカーで20年のレジャー使用とその後の15年の山登りでの使用での運転時間を足すと、映画鑑賞時間と偶然にも同じ位の時間になった。今は、映画鑑賞時間の伸びが運転時間より大きいので追い越しているということ。

大学生になって、一人暮らしで、偶然入った映画館（梅田スカラ座だったと思う）での、「雨の訪問者」が最初。それから病みつきとなり、毎週土日は梅田近くのロードショーからスタート。ロードショーでは高いので、雑誌「ぴあ」で調べて名画座へ展開。衣食住にかかる費用を除いて、殆ど全てを映画代と交通費にかけた。邦画と洋画の比率は当初は、4：6。今までの累計44：56。
当時「キネマ旬報」と「スクリーン」が少ない情報源でした。「キネマ旬報」には「読者が投稿する映画評論」欄があって、一学年下の「寺脇研（当時東大文学部学生）」さんの投稿が毎号のように載っていたのを覚えています。寺脇さんは、後に文部官僚のトップになって「ゆとり教育」を進められていました。私は、ヤマレコでは多くの駄文を書いていますが、パターンにはめたもので、思考を巡らすことは不得意です。もともと文章が苦手で、分析能力も低いので、今でも多くの映画を見ても、感想程度の映画評論・レビューも書いていません。妻に「人の気持ちが掴めていない」と言われる位ですから。
大学時代4年間はほぼ同じペースであったが、20代後半からは、仕事も忙しくなり、若い感受性が落ちて来たのか、映画館に出かけることはなくなり、テレビで放映される名画を見たり、VHSテープに録画してためていた。最大250巻（映画750本）。VHSテープは、この7年程冬の時期に少しずつ見ていって減らしていき、昨年2月に劣化して見えなくなる前に全て見終わった。ソフト入りで購入したVHSテープは、30本あり、デッキが壊れる前に、見ておかないといけない。それから、今となっては年代物のLD（レーザーディスク）17枚とLDプレイヤーがあって、見られるかどうか不明です。
退職した2012年頃から、山以外の空時間が増えて、毎年200本を越えるようになって、その年公開分で見た本数と同程度となった。実際は、その年の2，3年前公開分は半分位で、それ以前公開ものを遡って見ている。遡って見るものは、「キネマ旬報」で年間ベスト20位に入ったもの、アカデミー、カンヌ、ゴールデングローブ等の賞ノミネートなどを参考に選んだ。鑑賞年別数の推移は、2011年以前（42年間で2000本）は見た順にデータに入力してあるが、年別の鑑賞本数はわからない。
2012年　242本、2013年　234本、2014年　489本、
2015年　621本、2016年　714本、2017年　839本、
2018年　991本、2019年　864本
鑑賞した映画の公開年別数の推移は、
公開年度　　　　「キネマ旬報」ベスト20×2（邦、洋）
1949年以前　 　461本
1950〜1959年　651本　　　　平均26.0本
1960〜1969年　782本　　　　平均29.7本
1970〜1979年　835本　　　　平均33.1本
1980〜1989年　790本　　　　平均30.4本
1990〜1999年　877本　　　　平均29.5本
2000〜2009年 1560本　　　　平均38.3本
2010〜2019年 3295本　　　　平均38.5本
2020〜2021年　745本　　　　平均36.0本
2022年　　　　113本　
最近と今後については、「その2」に記す。
　
「その1」からすぐあとに「その2」を出したので、
「その1」が隠れてしまったようだ。