その2シーズンで得られた情報の総括として日記に情報展開します。
以下、説明等
1.右の滑走コース、登山道ルンゼは登山道と被っていますので、登山者が少ない時だけのコースとなります。また、樹林や目標物があるので、ホワイトアウトの際の唯一の滑走コースとなります。ドロップポイントのすぐ左側には雪崩ポイントがあるのでご注意ください。
2.中央の滑走コース、中央ルンゼは一番斜度がきつく、ドロップポイントは50度位あります。雪の状態が良ければ最高のコースです。厳冬期にはノール地形に雪が厚く積もるため、ドロップポイントの斜度はさらにきつくなり、斜面下の状況が確認できなくなります。写真の少し右側に岩がありますが、その少し右側からドロップされる方もいるようですが、滑走幅が狭いので雪崩が起きた場合逃げられません。
3.左の滑走コース、西尾根コースはホワイトアウトの時は樹林が少ないので滑走不可です。斜度は一番緩いので、他の2コースがガチガチでリスクが高い場合や、斜度が強すぎて回避したい方はここから滑走した方が良いです。前面の琵琶湖が一番よく見えて、素晴らしい尾根沿いに琵琶湖へ落ちていきます。中央の写真が西尾根の上部からの景観です。もう少し降りていくと、琵琶湖方面に続く西尾根の姿が見えます。
4.滑走可能範囲については、基本、どこでも滑走できます。どこでもです!!広大な素晴らしいオープンバーンが広がっています。晴れた日には、眼前に広がる琵琶湖めがけて落ちていく天国が味わえます。
5.登山道のルンゼから東側の雪崩防止柵あたりの斜面も滑走されている方もいるようですが、かなり斜度があり、3m位の落差も沢山あるためリスクが高いと思います。ドロップポイントの選択も大きな雪庇のために難しいと思います。
6.シールハイクについて
基本、登山道の一番右側の滑走ルート付近をジグを切って登りますが、結構な斜度でクラストしていると登り難く危険です。登山者も多いため、左側の滑走ルート沿いで登る方もいます。一番早くて楽、安全なのは、東側のルートとシートラで直登です。
7.参考までに、私の赤線入り地形図も張り付けておきます。右写真です。
ちなみに一番手前の小屋は3合目です。
以上
解説ありがとうございます。
来年は、ぜひ2.を滑ってみたいと思います💦
少し説明など追記しました。
来年も2を滑走できるくらい、大雪降ってほしいですね。
ここ2シーズンの大雪はラニーニャ様のおかげだと思いますが、今後はラニーニャ様も自分の崇拝神に加えようと思います。(笑)。
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