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復帰当初は300メートルの標高差でもゼイゼイいってましたが、今は人並みのペースで歩くことができるようになったと思ってます。1年目は高低差1000m越えのそこそこキツいルートになると途中から足から腕から全身の筋肉が攣り始め、下り途中でアイゼンを外すのに手足が攣ってエライ時間が掛かってしまったり、下山後の車の運転中に足が攣り路肩でしばらく呻いたりしてました。これも山行を続けるにつれだんだん大丈夫になってきています。また去年の11月ごろから自重筋トレとランニングを始めました。筋トレは最初は自己流でしたが限界を感じ、ここ3か月はプリズナートレーニングのメニューを続けています。ランニングは山に行かない週末だけですが、5キロ程度。いずれも効果は出ていると感じています。
二年目で苦しんだのは足の故障でした。苗場山の木道でスリップして左ひざを痛めたのが去年の11月。2週間後に挑んだ浅間山の下山でまだ回復していないことを確認し、しばらく低山で我慢し、足腰守護で有名な子の権現にもお参り。
ところが年末に今度はランニングで右ヒラメ筋損傷。これは一週間ぐらい普通に歩くのも辛かった。たぶん子の権現様からの足を大切にしろというメッセージだったと思います。なのに次には5月の連休の女峰山。残雪をガンガン踏み抜きながら下山してたらどこかで左ヒザ裏を痛めたらしく、またもや数週間自粛。完治したと思って行った1ヶ月後の天狗岳後の黒百合ヒュッテからの下りが無茶苦茶キツく、痛みで失速・・・。
その後は幸いなことに下りの痛みとは無縁で行けています。そろそろ自分の体でどこまで無理ができるのか、どこを越えたらヤバいのかが分かってきたような気がしてます。筋トレの成果もあるんでしょうが、どうやったら速度殺さずにザックと体重による加速度を殺して足に負担をかけずに…と考えながら降りれてるかな。とはいえ、過信は厳禁です。
登高も下山もそこそこ自信がつくことで山行自体も楽しみ割合が増えましたね。写真も最初はスマホや娘に借りていた小型のミラーレスでしたが、自分史初になる一眼(ミラーレス)カメラを入手し、「おお!」と感じた絶景や「いいなぁ」と思った鬱蒼とした森の中、それに登山道沿いに咲いて癒してくれる花々の写真を何百枚も撮っては、あとでPCの壁紙に出して何度も味わってます。一昨年に黒斑山から始めた雪山も主に初心者向けや残雪期ですがそこそこ行けたかな。
故障が多いとどうしても行きたいときに行けないことがあり、ちょっと物足りない年末からの半年になってしまったのは反省。登山は結構身体的に負荷の高いスポーツ(趣味)なので、自分の体を理解した上で楽しむことが大切だということを学んだ一年でした。
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