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2020年12月20日 22:46山行全体に公開

登山復帰三年目

 昨年2019年の秋に2年めの所感を書いてから世界が変わってしまいました。予兆があったのは昨年の冬。中国で変な風邪が流行りだしていると小さなニュースが出て、武漢のうちの会社の開発拠点の人とも「なんかヤバそうなニュースが出てますけど、気をつけてくださいね〜」みたいな話をしていたのですが、その時はまさかこんなに世界が変わってしまうとは思いませんでした。
 自分とはいうと、一昨年の秋頃から足の故障が続き、昨年12月頃まで苦しんでいたのですが、月2回ペースの山行と地道なランなどのトレーニングが奏功したのか、今年にはいってからはウソのように好転。今年に入ってからはようやく足の不安なく山行の計画を組めるようになりました。雪山の方は残念ながら雪量が少ない年になったのですが、1月の蓼科山を皮切りに復帰1年目にいつか雪のシーズンに登ろうと無雪期に登っていた武尊山、日光白根山、それにダークホースだった飯縄山などに登ることができました。(でも5回だけかあ)
 日光白根山に登った3月頃から国内のコロナ状況も悪化をたどり、4月には第一次ピークとなり政府からも遅ればせながら緊急事態宣言。自分もほぼ100%リモートワークを始め自分もほぼ100%自宅で仕事の巣ごもり状態に入りました。
 登山界隈も日本山岳会から4/20に自粛要請。この状態での登山の是非の議論もありましたが、移動に伴う麓の商店での接触や万が一の遭難の時の感染リスクなどを考え、自分も山行の自粛を決めました。4月や5月時点ではまだコロナに対する知見や経験が浅く、リスク回避のためにはやむを得ない判断だと思います。
 その代わりと言ってはなんですが、巣ごもり中はランニングをかなりやりました。いつもは週末だけだったのが、平日も仕事後に数キロ走るなどで、4月の総走行距離は驚異の100キロ超え(いつもは行っても30キロ程度)。このままリモートが続けばいいのに、と思っていると非常事態宣言解除の翌日から出社司令。その後はコロナどこ吹く往復2時間の通勤生活に戻るという…。(会社行かないほうが仕事の効率が高いんですけど…)。
 山の方は5月末から復帰。最初はひと気が少なそうな所から様子を見つつ、7月ごろからは燕岳や甲斐駒などほぼ通常運転に戻ってます。
 特に甲斐駒岳は今年一番登りたかった山でした。昨年は台風19号で流れて、今年は北沢峠方面の山小屋は全面営業取り止めとなり今年もだめかあと思っていましたが、皆さんの尽力で黒戸尾根ルートが復旧。今回は娘夫婦といく頃になり、自分はテントを背負って、子供達は小屋泊で決行。念願の甲斐駒山頂は満面の晴天。黒戸尾根は噂通りのキツさですが、本当に大満足でした。
 この後、昨年までに比べると若干山行ペースは落ちてるものの、登山を続けていくことができてます。今年は年末から雪山に入ることもできましたし。
 関東周辺ではそろそろ日帰りで行ける所は一巡してきて、どこに行こうか悩みはつきませんが、来年はこれまでよりレベルを上げていければと思っています。
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