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話題を変えて今日は賛美歌の話をしたいと思います。
この間の日曜日、私の両親が生前に教会員だった教会で召天者記念礼拝があり、列席してきました。この教会では春と秋の年2回、物故会員を偲ぶ礼拝があります。仏教で言うところの年忌法要みたいなものですね(厳密には違いますけど)。
日ごろは「山だ!ランだ!」といってサボっている私ですが、「たまには出ないとな」と2年ぶりくらいの参加です。
召天者記念礼拝と言っても、交読詩編を朗読し、賛美歌を歌い、牧師先生の説教を聞くという流れは普段の日曜朝の礼拝とほとんど変わりません。
今回、いつもと違うなと思ったのは賛美歌の曲目です。召天者記念礼拝ではいつも讃美歌21の385番「花彩る春を」を歌うのですが、今回はなかったのです。
教会員の友を偲ぶ歌で、教会での葬儀でよく歌われる「定番」です。
私がこの歌に初めて触れたのは14年前の父の葬儀の時でした。信仰に生きた友の生涯に私も支えられていく、という内容です。賛美歌の中では比較的新しい歌で、明朗なメロディー、口語体の歌詞が心に自然と入って来ます。
父は80歳で亡くなったので天寿はほぼ全うしたと思います。「男は人前で泣いてはいけない」と思っているので葬儀も淡々とこなしていましたが、この歌を歌うときに遺影の中の父と目が合ってしまい、涙をこらえるのに苦労しました。いまでもこの歌を聞くと、こみあげてくるものがあります。
なんでこの歌を外したのかな。いい歌なんだけどな。
著作権のことがあるので歌詞はここには書きませんが、興味のある方は検索して聞いてみてください。
ちなみに両親は教会員でしたが、私自身は受洗していません。ただのキリスト教好きです。
私が賛美歌に一番親しんでいたのは幼稚園と小学生の時のカブスカウト(ともに教会立)ですね。
大学はキリスト教主義の学校でしたが、ほとんど出席していませんでしたので思い出はありません(笑)
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