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日記
山岳部の卒業式
神奈川県の某県立高校の山岳部の顧問をしてます。昨日は卒業式でした。卒業式終了後の午後、いろんな部活が『部活の卒業式』をやるのが伝統です。山岳部もいつもの練習場所に集合。テント設営の練習(関東大会予選では設営の審査がある)や炊事、調理練習している広場でやりました。卒業していく生徒が『山岳部に入って本当に良かった。槍ヶ岳山頂からの雲海は忘れられない…卒業しても山に誘ってくれ。』と言い残すと後輩も『先輩の米焚きは神です。おかげで、山補正がなくても最高のカレーが…』とヨイショ。何度も見てきている光景ですが私はこれが大好きです。年齢的に生徒との登山はかなりきつく、早くほかの先生に代わってもらいたい思っている自分を心地よく叱ってくれます。重い責任を背負わされ、生徒と同等の体力を求められる山岳部顧問はたしかにキツイです。しかし、卒業式は『この部員たちのためにあと一歩だけ頑張ろう。』と元気をもらえます。
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自分も高専の山岳部で登山を知って人生変わりました。顧問の先生はいつも見守ってくれていて今母校に行くなら一番に会いたい先生です。
若者と一緒に登るのは大変だし責任の重圧もあると思います。
本当におつかれさまでした!
コメントありがとうございます。tomoeさんのような生徒はたくさん見てきました。そして、勉強以外のもっと大切なことを考えてもらう、気づいてもらう…うれしいことです。
生徒にとってはいつまでも変わらない学校、山岳部と思います。変わって行ってほしくないけど実際にはお互いに少しずつ変わっていく。先生には、たとえ多少老けても、昔のように接してほしいなあ。
コメントありがとうございます。県内の顧問の先生も実は50歳代が多くみんな老骨に鞭打ってがんばってます。
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