山口県を代表する故「香月泰男」画伯が代表作画集「シベリア・シリーズ」で、抑留当時を描かれています。なかでも「北へ西へ」の異様な光景は印象的でした。独特の炭で描かれた抑留者の不安気な表情が!この書を読んで、やっと理解できました。貨車に詰め込まれ荷物扱いの戦友、あれは蒸気機関車の媒煙でお互いの顔も解らないほど真っ黒だったのだと、今頃になってようやく気づきました。改めてまた山口県立美術館で、再会したいと思います。山口県立美術館「香月泰男」展示館
https://www.yma-web.jp/exhibition/collection/index.html#KAZUKI
また登山を始めて経験浅い頃、熊本県人吉村から仰烏帽子(のけぼうし)山へ登ったとき、ご親切に案内していただいた椎葉村のご老人から伺ったシベリア抑留中の話などが、久し振りに思い起こされました。お元気で御存命であればいいのですが?(写真は後年仰烏帽子山で撮った福寿草です)
新型コロナウィルス騒動で久しく(これからも?)遠征できていないが、本の中で旅をするのも良いですね
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