お金が次々と飛んでいく話であったり、そこから呑気なお悩みのお話になったり山での歩き方のお話に飛んでみたりと、まあなんとも取り留めのないお話です。
さてタイトルの通りでして、今の山靴の底がすり減ってきました。山道具屋さんの棚にまだ新品の靴が並んでいるのを見まして、「ソールのラグこんなに深かったっけ?」となりまして。家で見てみると、もう半分くらいになってしまっておりました。先日の山行で何度かズベッと滑ったこともありまして、そろそろ年季のようです。まだ2年選手で600キロくらいしか歩いてないんだけどなあ…トホホと嘆きはするものの、石で滑るのはともかく泥で滑るのはもう、ラグの食い込みが足りていないのでしょう。ソール変えるか新品にするかしかないわけです。
この物価高のご時世ですから値段が高いのは仕方ないとして、修理に関しての時間もかかるようになったのでしょうか。以前は張り替え一ヶ月と言われていたところ、今は3ヶ月かかることもあるのだそうで。3ヶ月も山に行けないのは辛いですから、新品を一つ買いつつ今の靴は手元において、新品がヘタったら元の靴のソールを張り替えて元新品はまた手元に…とやれば無駄を少なくできそうだ。問題は新品の靴を何にしよう、というところです。
今の靴は先述の通りカミーノでして、とてもいい靴で気に入っていました。たくさん歩いたなーと思う山行でも足にトラブルがこない。重さ800gもあるものですから履く前は心配したこともあるのですが、重さが気になったことは一度もありませんでした。歩きやすさの反面で爪先部分が柔らかく、岩を踏むと「もうちょっと固いと楽なのかな?」と思うことが何度かありましたが、そこまでゴリゴリの岩稜を長時間歩くこともないかと思えばこの靴が私の最適解なのでしょうね。
カミーノの前はザンバランのパスビオを使っておりました。不満があったわけではないのですが縫製の糸があちこち切れてしまいましてお役御免となり、山道具屋さんに勧められたカミーノを使ったらむちゃくちゃ良かった!という流れなものですから、カミーノよりもうちょい柔らかくてもいいかな?と思う所がありました。カミーノが足に合ったということはローバーの木型がいいでしょうから、そうなるとバルドになるのかな?試しに履かせてもらおうと山道具屋さんを訪れたのですが、なんと「サイズないです」 なぬ!?カミーノのワイド、UK10サイズが私のサイズでした。ところがバルドになるとワイドではUK9.5までしか作っていないのだそうで。あちゃー…
ローバーのサイトでワイドがあるものを調べてみるとレネゲードという柔らかそうな靴が見つかったのですが、これもサイズは9.5まで。ローバーでワイドの10を作ってるものはタホーに2024年時点での新型ティカムEVOくらい。カミーノより軽い靴を日帰り用にという目論見はちょっと難しそうです。他のメーカーのを探してみようかなあとも思うのですが、靴ってやっぱり山に行ってみるまでわからない。過去にトラブルがあったこともあるものですから、ローバー以外のメーカーは怖いなあ。さてどうしよう、といった辺りでひとまず筆を置くことにいたします。
今度も長くなっちゃった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する