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#朝ラン #早朝ラン #ランニング
オーディブルは逢坂冬馬『ブレイクショットの軌跡』の続き。
後藤春斗はあやしげな投資セミナー「カズ塾長の一億経済塾」の講師になったといっても人格まで売り渡したわけではなかった、という話が、コロナ禍で修悟のプロ契約が思ったようにはいかなくなった頃までさかのぼって展開されるが、どうにも言い訳がましく、すなおに頷けない自分がいる。主宰者もバカじゃないんだから、表向きはマルチ商法やネットワークビジネスとは無縁の健全なサークルを装うなんてことはむしろ当たり前で、明らかに会費収入だけでは全然足りてなそうな主宰者側の金回りのよさはどこから来るのか、そこまで考えがおよばない時点で、春斗もまた「カモ」であり、それどころか、ただのカモを超えて主宰者に手を貸し、結果的にほかの会員を騙しているんだから、潔白というのにも無理がある。この先どこに着地させるにしても、それこそ春斗のいう「エンタメ」としての資質に欠けるのではないかと心配になってしまう。
ところで、門崎亜子の声を聞いていて、ふと、ワシントン・ポー・シリーズのティリー・ブラッドショーを思い出し、同じナレーターの方だと気づく。いったん気づくと、亜子が話すたびにティリーのイメージがちらついて、たぶん、何割増しかで印象がよくなった。ティリーに感謝したい(笑
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