その隣に舞妃蓮の池があり、こちらは見頃を迎えています。
1960年秋、訪米されていた皇太子(現上皇)ご夫妻に、アメリカ在住日系人の小川一郎氏からアメリカ黄蓮の実が託され、この蓮の実は大賀博士に渡されて発芽しました。それを阪本祐二氏に分根され、1962年阪本氏宅で開花、皇太子殿下に因み「王子蓮(おうじばす)」と命名されたとの事。
その後、阪本氏によって「大賀蓮」とこの「王子蓮」の交配がなされ、1966年6月21日開花、舞妃蓮と名付けられたという事です。
薄黄色で花びらの縁は淡い紅色、大賀蓮の淡紅色と王子蓮の黄色の両者の特徴が出ている美しい花です。
雨の合い間にZ7の練習がてら、見に行ってきました。
大輪の花ではありますが、優雅で上品、一杯咲いています。花の命は4日間。咲き始めたものはとっくり型でほんのりピンク。やがてパカッと開いて白っぽく、そして黄色い花托がみどりっぽくなり、花びらが散り始めたものまで、さまざまな舞妃蓮を観察して来ました。
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