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前回のテストの写真にも写っているのですが、ヒートエクスチェンジャーのリング部分の内側に一部焼損がありました。これは、P-153の炎の形状が垂直型ではなく、少し広がるため、フィン格納部分の厚さを超えてリング部分が加熱されたために発生したと思われます。
リング部分はフィンに接触していない構造なのでクッカーの温度上昇にはほとんど寄与しません。
そこで、更に垂直に炎が上がる事が期待されるBRS-3000でテストしてみました。
この組み合わせでは、リング部分の中にバーナーのゴトクがぎりぎり入るので無駄なくフィンに炎が当たります。
ちなみに、こちらは燃料消費率は23秒で1g程と、P-153より35%少ないです。
熱電対温度計での計測結果
ATSチタンクッカー:ヒートエクスチェンジャー付きアルミクッカー
50度 1’14”:1’03”
60度 1’39”:1’17”
70度 2’01”:1’35”
80度 2’27”:1’52”
90度 2’55”:2’11”
95度 3’08”:2’20”
(98度 3’22”:2’28”)
ん、さっきと全く逆の結果になってる。95度までの所要時間が10秒しか違わない。
燃費を考えると、この組み合わせ(ヒートエクスチェンジャー付きアルミクッカーwithBRS-3000)なら使う価値がありそうですね。
ヨカッター
ただ、BRS-3000はゴトクが小さいので安定性は悪くなります。
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