この半年間は日常生活にも支障が出るような激痛に見舞われ、仕事以外の外出はほとんど出来ない状態でした。
3月の中旬くらいから、左肩の肩甲骨あたりに痛みが出始め、最初はスキーで逆エッジで転倒して左肩を強打したことが原因かと思い、近くの整形外科に通院して痛み止めの薬を処方してもらったり、電気治療やブロック注射を打ちながら様子をみていましたが、痛みはさらに強くなり、しまいには悶絶するくらいの尋常ではない痛みになってきたため、セカンドオピニオンとして県立の総合病院でMRIで診察してもらったところ、「頸椎椎間板ヘルニア」という診断となりました。
痛みが一番最強だった頃の状態を言葉で例えると、肩甲骨あたりに木の杭のようなものが刺さっていて、さらに左腕をもぎ取られるような痛さでした。 (以前、人生の3大激痛と言われる尿管結石になったことがありましたが、それに匹敵する激痛でした)
この病気は首の骨と骨の間にある椎間板が飛び出てしまい、私の場合は左の肩甲骨から左腕にかけての神経根が圧迫されていたことが、強烈な痛みの原因でした。ただ、この病気の約8割くらいは自然にヘルニアが小さくなって治ることがほとんどで、先生からは、「痛み止めを飲みながら保存療法で3ヶ月間は様子をみましょう」ということで、ステロイドの点滴も併用しながら経過観察をしてきましたが、残念ながら自分はこの8割から外れ、8月に入ってからも強い痛みが継続して、日常生活にも影響が出るような状態だったので、リスクを覚悟で自ら手術を希望しました。
ただ、通院していた総合病院では手術が出来る専門の医師がいないため、日赤病院に紹介状を書いてもらい、ようやく8月末に日赤で手術となりました。この手術名は「頸椎前方除圧固定手術」といって、全身麻酔をして首の前方を切開して食道や気道や動脈を避けながら頸椎に進み、神経を圧迫している部分の椎間板をドリルで削って、削ったところに人工骨をはめ、最後に頸椎をチタン製の金属プレートで固定するといった、脊髄の専門医による手術です。手術時間は約4時間くらいだったと思います。日赤で担当してくださった整形外科の先生はじめ看護師の皆さんにはほんと感謝です。
発病してから手術までの6ヶ月の間は、数十メートル歩いただけでも激痛となり、屈み込んで痛みをこらえるような辛い日々の連続でしたが、手術後は今まで苦しんでいたのが嘘のように激痛から解放されました。ほんとうに手術をして良かったと思っています。
先日、半年ぶりにウォーキングに出掛けてきました。やっぱり体力がかなり落ちていて平地を3キロ歩くのがやっとでしたが、とても気持ちよくて、改めて歩ける幸せを感じることができました。
来年は初心に返って、地元の里山を登ることを目標にリハビリに励みたいと思います。
EastWestさん、こんにちは。
私も下を向いて作業する事も多く
鋭い首から肩に掛けての痛みと
強い眼精疲労のような痛みが続き
診断結果は頸椎椎間板ヘルニア。
EastWestさんのように手術の選択肢もあったのですが
入院が必要なのと椎間板が変形した鋭い突起形状が
なんでも「手術難しい」と診断され2年間の理学療法で
とりあえず小康状態に。
坐骨神経痛もやりましたので
あの神経がダイレクトに痛む痛みって
死にたくなりますね(苦笑)
ロキソニン、1日一箱飲んでました。
お陰で記憶力減退とかもやらかし…(汗)
EastWestさん、回復されてナニヨリです!
須高エリアから見る北信五岳は素晴らしい景色。
好きな風景の1つです。
POYON_AKIRAさん、初めまして。長野にお住まいなんですね!
「ま・み・く・と・い」私も大好きで、繰り返し何度も登っています。
私もロキソニンには、かなりお世話になりました。(その他にリリカとトラムセットも)
痛みが強いときはロキソニンを飲んでもほとんど効かなくて、先生にはロキソニンは胃へのダメージが大きいので、特に注意するように言われてましたが、あの神経の痛さは、飲まずにはいられない痛さですよね。
POYON_AKIRAさんも、頸椎ヘルニアと座骨神経痛、どうぞお大事になさってください。
コメント、どうもありがとうございました。
EastWestさん、どうしてるかなー?っと思っていたらこの日記。
本当に大きな手術をなさって、EastWestさんもご家族様も手術の決断も予後の回復状況も心配だったことでしょう。
でも、手術して良かったと思えるご様子。良かったです。安心しました。
焦らず、しっかり筋肉つけて行ってください。
あー、本当に良かったです。
hapiraさん、無沙汰しております。
神経の圧迫が左側だけだったので、手術後も残存の痛みとか痺れもほとんどなく、順調にリハビリができました。
この半年間は、ウォーキングとかランニングしている人が羨ましくて、羨ましくて、改めて、歩ける幸せを実感しています。
ゆっくりと徐々に体力をつけて、また山に登りと思います。
コメント、どうもありがとうございました。
ご無沙汰です。
痛みからの解放!
羨ましくもありますが、それまで本当に大変だったとしみじみ思います。
痛みが続くと本当に精神的に辛いですよね。。。
私はアスピリン喘息で、現在戦っている◯十肩の痛みでも、日常生活ですら不便さを感じながら耐える日々を強いたれげられています。
治療するにも鎮痛剤を使うことが出来ないのでなかなか痛みから逃れられずに、気が狂いそうになりますが、EastWestさんが味わった痛みに比べたら大したことじゃないと思います。
痛みや手術に耐えたご褒美にこれからは山やスキーを楽しんでくださいね!
お疲れ様でした!
Ekkorinさん、こんばんは! ご無沙汰しております。
薬で症状が和らぐ反面、必ず副作用あるので気をつけないとですね。
この半年間は薬に頼るしかなく飲み続けましたが、手術後はほとんど飲むことなく過ごせているので、ほんと手術して良かったです。
肩をちょっと無理して動かした時のあの激痛は辛いですよね。
お互いに、無理せずにゆっくりとスローに楽しみましょう!
コメント、どうもありがとうございました。
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