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最東端は今年5月に訪れた。キャンプ場よりみちのく潮風トレイルを約1時間ほど歩くと魹ヶ崎灯台があって付近に碑がある。ここから最東端の山とも呼ぶべき魹山と滝根山を結んで歩いた。海抜0mからの登りはきつかったが山頂付近からは入り組んだ海岸線と雄大な太平洋の展望は素晴らしかった。なお最東端の一等三角点は十二神山(未踏)で自衛隊基地内にあるため許可が必要です。
最西端はこの12月に訪れた。毘沙ノ鼻駐車場から遊歩道をわずかに歩くと展望デッキがあり、響灘と大海原に浮かぶ蓋井島の展望は素晴らしい。近くにそびえる吉母富士も手軽に登れるのでお勧めである。合わせて登った竜王山は最西端の一等三角点であり山頂から九州を間近に眺められる。
このように東西端は山々が海に向かって切れ落ちている地形であることから登るべき山がある。
最北端・大間崎には一昨年夏下北半島の山を歩いた際に立ち寄った。津軽海峡に面していて「本州最北端の地」の石碑が立つ。海峡を挟んでわずか18キロ対岸は北海道・汐首岬だが訪れた日は天候が悪く望むことはできなかった。大間崎周辺は平坦地形であるが近くには四等三角点・鳥居崎がある。なお本州最北の一等三角点はむつ市にある燧岳(未踏)である。
残る最南端・クレ崎は潮岬付近にある。周囲は切れ落ちた海岸線が続くが平坦地形であり登山的な興味は薄いがいつかは訪れたい。最南端の一等三角点である峰ノ山は古座川町にあって嶽ノ森山とつなげて約4年前に登った。展望もなくやや地味な山頂だった。
色々な視点から山頂を目指す事はとても楽しい。北海道、四国、九州の各端を目指すのも面白いかもしれない。来年も机上で考えて様々な山に登りたいと思う。