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破天荒な温泉ギャル見聞記
東北の、とある有名秘湯温泉(秘湯なのに有名?まあ小うるさい詮索はさておき)露天風呂で「ああ〜極楽・極楽」と悶絶気味に湯船に浸っていると、薄板一枚で隔てられたお隣の女湯に”若気の至り?満載の乙女ギャル?らが乱痴気入湯。
周囲の空気が様変わり。我が極楽を彷徨っていた愉悦のひとときが妨げられた。
昨今の温泉ブームで、東北の爺チャン婆チャン御用達であった山峡の湯治場秘湯に、都会のお姉チャン、いわゆる”温泉ギャル?なる新種族が浴依の裾をはためかせ、我がもの顔で温泉を闊歩する姿態を目にするようになりましたね。
爺チャン婆チャンばかりの鄙びた湯治場温泉への若い温泉ギャルの参入は、日本の温泉文化の伝承継続からも、これはこれで好ましい傾向である(と思います)
温泉ギャルも1人2人の少人数なら典型的な大和撫子で、品位も謙虚でもの静か。これが楽しいお仲間連れの4〜5人以上ともなると、湯船のなかでの立ち居振る舞いがアホバカギャルに大変化(大勢なる高揚心理なのでしょうかネ)
彼女らも、普段の街中とは違い、自然のなかに身を置き気持ちが高揚するのでしょうか?生き様が豹変し、ワイワイ!キャァ!キャァ!甲高い声が静かな秘湯にコダマする。
湯船の中央は板壁で仕切られただけの露天風呂なれど、お隣に赤い口紅つけた山サル集団(おおっと失礼言い間違いました)大和撫子が「ギャハハハのハ‼」と語らう彼女らの楽しげな?口害音が薄い壁を通して筒抜けだ。
まさに”平成奇獣娘子団?の絶叫が静けき山峡に鳴り響く。そのすさまじいこと平穏な山峡のコダマと思われない、まるで豚舎の火事場の様相である(失礼 言いすぎました)
その様は赤い口紅つけた阿鼻狂乱山サル軍団と化し(これまた失言)こんな温泉ギャル集団を秘湯で見かけたら、君子近寄るべからず襲われますぞ(冗談ですヨ)
そうそう、かって二昔前、全国の(海外も)観光地を席巻した『農協様』も”旅の恥はかき捨て?とばかり、行く先々でわが世の春を謳歌した一時期がありましたが、なにやら似てなくもないような・・・。
信州・渋温泉、地獄谷の「野猿公苑」の露天風呂に浸かるおサルさんの方が、謙虚で静かに我が身を湯船に浸けている。
温泉ギャルも、おサルさんを見習ってほしいものである。
湯船に浮かぶ白い浮遊物をみて「キャア!汚い、アカが浮いている」とこれまた悲鳴がコダマする。「バカタレめ!あれは湯の花じゃ!」
温泉ギャルのけたましくも楽し気な歓声は耳をつんざく轟音となって男湯にまで鳴り響く。
湯船に浸かってうたた寝していたオトコ衆は、みな思わず耳に指を突っ込むばかりなり。
遊園地の絶叫マシンに乗る子供たちでもあんな絶叫はとんと聞かない。
一緒に入っているオバチャマたちはどう対応しているんでありましょうか。そんなときは遠慮はいらぬ、水をぶっかけてやりなさい。責任は私がとる。
なぜ人数が増えると、かくも彼女たちは”絶叫奇獣マシン”と化すのでしょうか。まさに湯治場のギャル口害乱痴気生態だ。山峡の静かな秘湯に来るならもっと静かに入浴しろ!
ギャアギャわめくんじゃない!
※ 文節に、女性陣にとって不愉快千万なる文言あることご容赦。つい文脈の流れで筆が横道に逸れ、被害妄想受け狙い的面白気味に・・・。
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