山歩きを楽しみましょう 】
「山登りはもうこりごりだ!」とおっしゃる方々の話を聞けば「長い登り道を延々と歩き息絶え絶えに・・・」 「どしゃ降りの雨んなかを歩き・・・」 「急な下り道で膝や腰がガタガタ・・・」 「山に難行苦行を強いられるために行くんじゃない」 「山小屋では湿ったフトン、いびき・・・」等々愚痴は尽きない。
「山に難行苦行を強いられるために行くんじゃない」 確かにその通りでして、私的には、綺麗事に聞こえるかもしれぬが、山歩きの目的、お題目は「怖い豚妻からつかの間の逃避(笑)山の風景や自然を自らの目で楽しみ癒され山の秘湯に浸かり・・・」ってなことでしょうか。
「百名山」ブームの後押しで、私の周囲でもご年配の方が健康のためと称して山歩きを始めた方々がいる。
「ご高齢の方々の長寿志向健康山歩き」この世間に広く認知されたようなお題目も医師によれば、実は健康とは裏腹な危険な要素が潜んでいるそうな・・・。
近所の山好きの医師の語ったお話が忘れられない。
「ご年配の方で老化防止対策、健康志向で真冬の寒い早朝から白い息を吐きお散歩したり、真夏の炎天下でも汗を出しお散歩されている方々など、百名山ブームでお年を召して山歩きを始める方がいるが、自然の中に身を置き、精神的には癒され好いだろうが、肉体的にはかえって心臓や肺の負担が大きくなり健康とは逆効果、命を縮める要因に・・・。」たしかそんなお話だったような・・・。
最後に痛烈な一声をおっしゃっていた。
「お年寄りが皆競って山登りを始めれば、日本の高齢化社会の解消に一役買い、喜ぶのは日本年金機構だ」と。(意味するところはおわかりですね)
医師も、親しいご近所さんということで本音が漏れたようだね。
まあ、あまり根を詰め、がむしゃらに山登りに精を出さず、景色を愛で、ノンビリ穏やかに山歩きを楽しみなさいということでしょうか。
ところで肝心の私。医師のお話なんざ聞く耳持たず、今年の元旦、日の出登山と銘打って早朝から「高尾山」を登り、2日は皇居参賀で三時間もの立ちんぼ長丁場。
身体を寒風に晒し酷使したからでしょうか、帰宅してから1月以上、膝がガタガタ不調で正気の沙汰に戻らず難儀しました。
これもまた医師の言うところの、身の丈に合った生き様をしないがためのお仕置きでしょうか。
こんにちは。
山は逃げないから無理をするな、と世間では言いますね。
山は逃げないけど、体力はどんどん逃げますね。
コメント有り難うございます。
「体力」悲しいことに人間等しく順番待ちで衰えてーーーーーー。
こればかりは神の摂理で逆らえません。((笑))
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