礼文島へのフェーリー乗船前に稚内港のお散歩だ。先ずは朝の潮の香りを胸イッパイ。
雲のまにまに日が降り注ぎ、海面のさざ波が水晶のように光りながら跳ね飛んだ。
フェリー乗客のおよそ6割は泣く子も黙る「団塊世代」でしょうか。日本経済活性化の為に、この方々の”フトコロ勘定”(貯金)は侮れません。お金は天下の回りモノ。貯めこまないで吐き出しましょうね。使わず貯めこんで逝っても喜ぶのは不良息子に不良娘だ。
礼文島に着く早々向かった先は島の最高峰「礼文岳・490m」 往復3時間半のハイキング(詳細は後日)
礼文岳登頂を終え、礼文周遊観光バスが快適便利。礼文島の北から南、およそ4時間で観光見所がくまなく巡れる。
夏の昆布採集が始まった。海辺で昆布の日干し作業が行われている。
澄海岬(スカイ岬)は礼文島唯一の絶景ポイント。近くにレブンアツモリソウの群生地があるとお聞きしたが時期早々だったのでしょうか?その存在は???それにしましても、この絶景は溜息もの。
礼文島の北端、地の涯の岬 後方は無人島のトド島が見える。岬からは、晴れた日には水平線上にサハリンが見えとのことだが、この日はあいにく望まれず。
周遊バスのしんがりは礼文島南端、桃岩。丘からは雄大無比な利尻富士。
礼文訪問の最大目的、〆は当然「ウニ丼」だ。一口食べてコクがあり、口に含むとゆっくり溶けて舌がやがて躍り出す。甘いウニが喉を通るたびに「う〜む」と目が蕩け、記憶が蕩け、舌が蕩け、 胃がほくそ笑む。そのあと身体中がコタコラ踊りだす。そして「クゥ〜」と感嘆の一滴の涙が・・・。
最終便の船で稚内に戻ったら、宿の女将から、今ならノシャップ岬の日没に間にあうとかで、合点だとばかりに駆けつける。
日本海の茜空を眺めていると、古い記憶が風に吹かれて消えていく。
【添付写真】
・礼文岳・490m 山頂からの利尻富士
・礼文最南端 桃岩からの利尻富士
・これぞ豪華絢爛強力無比お値段高価礼文のウニ丼
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