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せっかく礼文島に足を踏み入れたことでもあり日本最北・礼文島の最高峰「礼文岳・490m」お邪魔虫。「礼文」はアイヌ語の「レプウン・シリ」の音訳で「沖ノ島」の意味と。
「利尻」「礼文」どちらも語感がしみじみ響きが好い山名でありますね。
礼文岳は礼文の中央に位置し、標高こそ490mと低いが、この島は高山植物の花の島として花好きには応えられない島である。
登山口は礼文島中央東側、日頃の行いの成果を天もしっかり観なさっているようで、ウキウキするような上々な陽気。登り始めて直ぐに眼下に「内路」の漁港が見渡せる。
西側の丘陵地は明治以降の幾度かの山林火災で樹木はなく、穏やかなゴルフ場的景観風貌。
歩き始めておよそ25分で礼文岳の山頂が望まれる。ここから山頂まで3km弱であろうか。周囲はクマザサ・細いダケカンバのチョットした明るい林。
エゾカンゾウの大群落に遭遇 花は今が盛り 。 ほどなく礼文唯一、ほの暗いトドマツの原生林。
高緯度の山の為、標高が数十メートルで登っただけで、周囲の植生が変化する。北に位置するせいか標高は低いが、なんと森林限界が存在する。
ハイ松繁る尾根筋を山頂へ。山頂まで後わずか。登り始めて1時間45分礼文岳山頂到着。山頂からは大展望が望まれる。
利尻富士が目の前に「ドウダ!」とばかりに雄姿を魅せる。
山頂はゴゼンタチバナ・キバナシャクナゲ・ハマナスが岩かげに根を下ろしている。
山頂の岩陰に小粒な白無垢姿のお地蔵さん。傍らにハマナスの花。
北のスコトン岬が見渡せ、もしや樺太が!と北の大海原を眺めたが・・・。
あとはただひたすら「ウニ丼」が脳裏に渦を巻いて妄想阿鼻卿乱怒涛のごとく駆け下り・・・・。
【添付写真】
・中腹から眺める礼文岳
・礼文岳山頂
・礼文岳から眺める利尻富士の妖艶なシルエット
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