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野山を駆け巡る方々の傍らにはバンダナの一枚や二枚はお持ちになっているのでは。
バンダナの語源はヒンズー語の「バンドゥーヌ」からきているそうな。バンドゥーヌは木綿の生地を染める、その染め方を意味する言葉とか。
西部劇の代名詞「黄色いリボン」も即ちバンダナ。
西部開拓時代のカウボーイは、インドなどから輸入した安い木綿の生地を１ヤードの正方形に切ってもらって首に巻いたそうな。
１ヤードの正方形は91�僂函病臧�呂敷”。街中で売られているバンダナに比べてかなり大きいサイズだ。
当時のカウボーイたちにとって砂塵を防ぐにはこれくらいのサイズでなければ実用的ではなかったのだろう。
カウボーイが一夜にして列車強盗、銀行強盗に様変わりするのは西部劇でおなじみの光景。首に巻いたバンダナは顔を覆うのに便利なアイテムであったわけだ。
市販されているバンダナは正方形の木綿布で模様も色も多種多様。
わたしの好きな模様は奇をてらうことのない、いたってシンプルな古典的花柄模様。わたしの用途は小粋に首に巻いて汗取りに。
バンダナは単純な四角な木綿布だけにその用途は人其々多種多様。
わたしはかって山でコーヒーの紙フイルターを忘れたとき、バンダナをドリッパーに被せフイルター代わりに使ったときがある。なあに飲むのはわたしだ。適度な首の”汗味”でなかなかのお手前でしたよ。
話が変わるが、昔テニスがブームな頃、一人の女性が真っ白なテニスシューズの方側の足首に真っ赤なバンダナを小粋に巻いてコートを跳ねまわっていた躍動姿を観たことがある。
（あのときウットリとしたまなざしで“濃く見”していたオトコを観ませんでした？ あの”濃く見”していたオトコ。あれはわたしです。 笑）
バンダナも昨今は種類、色柄、模様等々多種多様。わたしが最近購入したのは「L.L.Bean」の各種の木の葉模様が全体に散りばめられた広めのバンダナ。
アウトドアで簡易テーブルを広げ、テーブルの上にテーブルクロスとして使うのも一興だ。
ちょっとアウトドア大好きオタクのようでキザッたらしいかな。
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