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北海道はあちらこちらで湯が沸く温泉天国。常世の国から地面の底を通って産声を上げし尊い湯水だ。なかには甘露甘露と合掌し胃の腑に収める方々も。
当然あだやおろそかにしては罰が下る。折口信夫先生は「湯は禊(ミソギ)を意味する斎水(ユスズ)と言って昔の公貴な方々はしばしば温泉に通った」と。それじゃあ、ってんで私も我が神体(身体)のミソギを慣行。さっそく湯舟にドボン!つかまつり候。
高貴とかけ離れた我が氏素性は先祖代々地下人なれど、貴人に負けず私も又温泉大好きオタク。
富良野に来たことでもあり十勝岳の山懐のいで湯「吹上露天お湯」にいそいそ推参(7月20日)山から湧き出る「吹上露天風呂」は北海道でもお気に入りの温泉の一つ
富良野から離脱する前にもう一度と吹上の湯を再訪問(7月23日)
昼前到着「んん? アレレ」みなさん肌で所在無げげに。湯も膝下程度。
旭川から来られた年配ボランティア三人組が湯船の湯を抜き突然温泉の清掃を始めたことがその真意。幾組かの観光客が小さな声で「なにも昼日中湯を抜き掃除を始めなくても・・・」私も頷き「御意」と。
上の湯船はお湯も注がれているが熱湯状態。水を注ぎゃあいいのだが“湯守三人組”が牢名主の如く湯舟脇に肌であぐら居並び「露天風呂は熱くなきゃあ」などと嘯いている。とてもじゃないが柔な一見観光客は口出しする隙もなし。水着姿で表れた欧米ご夫婦も足を入れて悲鳴の体。湯守り三人組はニコニコ顔。
過去に早朝清掃ボランティアの方を見たことがあるが・・・。
この温泉入湯を楽しみで来た観光客の方々は出ばなをくじかれやるせない思い。
・写真は最初に訪れたときの吹上温泉の一コマ絵(7月20日)
tokusandesuさん、こんばんわ。
吹上の湯は宮沢りえちゃんと混浴で
願いたいです。(*´▽`*)
k-yamaneさん今晩は。帰ってきましたよ。
先年吹上の湯に入湯時、地元の方から「その石にりえちゃんが肌で腰掛けて…」とご教示賜り。
もちろんシッカリ私のお尻をその石に圧着させて・・・(笑)
その石、私も座りましたよ。(^∇^)
御同慶の至りですね。( ´艸`)
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