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知床半島から阿寒に移動、早々「カムイヌプリ」(摩周岳・1371m)に御機嫌伺。
山名の「カムイヌプリ」即ち「神の山」としてアイヌの方々に崇められてきたお山。唄の影響もあって山よりも「摩周湖」の方が全国区ですね。
登山口の摩周湖第一展望台から南側の外輪山を多く回り込み山頂を目指す。山道は大きな起伏もなく途中白樺の林も。火山の山だが、山頂直下まで終始湖面が眺められ高原のような美しい緑滴る山道で気分が癒される。
中間地点に「西別岳・800m」への分岐があり、寄り道して登るべきかしばし思案六法。出た答えが「また今度ね」
山頂直下だけが爆裂火口の火山らしい高度感あふれる岩場の頂上がまっていた。
湖側の岸壁は深くえぐられ荒々しく岩に削られている。谷の底から霧が絶えず巻き起こっている。
眼を転じれば東側の裾野は中標津、その先は野付半島、太平洋。私の脳内と同じで薄ボンヤリと遠く霞空で濃くなったり薄くなったり、湿度の高い日本の典型的な遠景風景だ。
登り3時間、約7kmの楽しい外輪山周遊漫歩でありました。
ところで展望台のある駐車場、お土産屋さんは観光客で混みあっているのに山ではヒトッ子一人行き会わず我一人。不思議だね。
【摩周湖蘊蓄聞きかじり】
摩周湖の水深は211m。湖面に小さな小島(カムイシュ島)が浮かんでいる。
あの円墳のような小粒島は、なんと200mもの湖底から突き上げて浮かんでいる島なんでありますね。しかも島の立ち上がる底辺直径が1kmに達するとは・・・。ちっぽけな小島と思っていましたらなかなかどうして恐れ入り谷の鬼子母神。
摩周湖蘊蓄ソースは町の小冊子から拝借転載
・第一展望界から望むカムイヌプリの勇姿(摩周岳)
・カムイヌプリ山頂
・カムイヌプリ山頂からの北面外輪山
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