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知床羅臼の地図を眺めれば、日本最北東端に♨温泉マークが二つ。自称温泉オタクは♨マークに機敏に反応、アクセル全開「イザ♨！」
先ずは「瀬石温泉・セセキ」 明治時代に発見されたそうで意外や古湯。
ここで蛇足。
本州ではあちらこちらに「高野聖」が全国行脚し、弘法大師（空海）が杖で地を叩くと温泉が湧きだし云々伝説を全国に蒔いて信者獲得に勤しんだが、さすがに北海道の地では大師の温泉開闢お話はとんと聞かない（そりゃそうだ）
さてセセキ♨。セセキなる温泉名はアイヌ語の熱い所を意味する「セセㇰイに由来する」と町の観光誌が教えてくれた。
来てみてビックリ、海中に鎮座する湯船の艶姿？に驚き桃ノ木山椒の木。
岩で丸く囲われた湯舟が海中に鎮座。その出で立ちはまさに野趣あふれる秘湯温泉 にふさわしい趣。さっそく衣類をかなぐり捨てて海中にドボン！ではなかった、湯船にドボン！（この湯船だけは入浴前のカラダ清めの儀式は不要）
湯温はヒト肌湯加減。う〜んなんと申しましょうか…。まあなんだ、ノンビリ浸かって癒されてとは程遠い、こんな温泉もありますよ的、ひとつの「話のタネ」的、面白体験秘湯温泉とでも申しましょうか・・・。
湯船に浸かる目の前の岩肌には小さなカニの蠢き。海中と混然一体感満載。湯船のなかには流れ着いた昆布のきれっぱしがユラユラ浮かんでいる。湯（海水）を嘗めてみると塩味だ。我が身がみそ汁の具にでもなったような、湯豆腐になったような気分にもなろうというもの。
夏の光が湯面に反射しゆらりと揺れる。さながらクジラの泳ぐ大海に浮いている気分。
この湯船、当然の如く満潮時には海中に陥没。入浴できるのも7〜9月の期間限定温泉である。
・写真は海中浮遊セセキ温泉
・昆布とカニと塩味の湯加減に悶絶気味の孤独な旅人独り
・満潮になればこんな具合に湯船も海中の餌食に。
tokusandesuさん、こんにちわ。
セセキは昔行ったけど満潮で入れなかった。
ので、今回行きたかったけど、結局スルー
しちゃったんですよね。
肝心なところが「極秘」でしたが、
裏山歯科🦌です。今は、入浴可能時間とか
情報もあるんでしょうか。( ´ ▽ ` )
k-yamane さんも行かれたのですね。
まあこの海中温泉は無理に入らなくとも眺めるだけで…。とてもじゃないが温泉とは程遠い海に浸かっているが如き冗談のような温泉ですから。
入浴するならお隣の相泊の温泉でしょうか（明日報告）
入浴可能時間は満潮覗いて24時間いつでも可能。夜間浸かるような方はいないでしょうが（当然事前に満潮時間を下調べて）
入浴時、湯船前のお宅に一声かけて。無料ですが寸志箱が置かれています。
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