紅葉萌ゆる信州路を不良オヤジがそぞろ歩き。日が暮れて今日も昔が遠ざかる。今更気張らず道楽三昧、気ままな旅烏、オマケの人生を楽しく生きなきゃ身が持たぬ。
てなことで、賢妻に内緒の僅かなヘソクリ郵便貯金を下ろして上州・信州・甲州の晩秋をのし歩いている。
旅は無用の遊蕩であって、無為、無駄なな時間を食いつくすことこそ旅の神髄。無理をした旅の散財贅沢も結構なれど、懐事情に応じた旅姿も旅のコツである。
どなただったかな?「人間の本質は移動のなかにある。完全な平穏は死だ」とのたまった。要するに人間の本質は動き回るものだと。それを真に受け旅するワタシなんでありまして。
知らぬ旅先を意味もなくほっつき歩くと、思いがけない発見に遭遇するときもある。鄙びた温泉を目にすればイソイソ寄り道、入湯に時間を削いで・・・。
もう遅いが、ときおりふと思うことあり、この“勤勉さ”(山歩き)を仕事に注いでいれば、関西から、関東の地に左遷島流しにされず、人並みに出世もしたろうに、と。今更追憶しても野暮は処置・・・。
生まれついての風来坊の性分。賢妻は世間への体制が悪いとおっしゃるが、世間の思惑なんざ、こちとら知ったコッチャない。
(今まで散々自虐し、へつらって阿諛してきた身。もう解放されてもいいでしょうよ)
諏訪湖の畔で山並みを望み「行ってみよう」と、脳味噌の独楽が回りだした。明日は「霧ケ峰」報告をば・・・。
tokusandesuさん、こんにちわ。
東夷は平安時代のお話。
今なら東京栄転で優秀かつ勤勉な
証拠ですね。悠々自適な放浪は
元気で経済力のある証。
ただし、お後は知ったことじゃないと
いう開き直りは必要ですね。( ´ ▽ ` )
k-yamane さんお元気ですか。
都から東国、九州に左遷(道真公)されると、都人はハラハラ涙を流したそうですね。私は「これで東北や関東の山歩きが楽しめる」と万歳三唱 (笑)
実は小生、関西の「井桁マークの会社」で禄を食んだ身。我々の世代は額に汗して働くときは働きましたよ。
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