|
|
「ハイキング」なる文言は、なにやらウキウキ気持ちも高揚、脳裏に浮かぶは野山を散策する我が身の姿。
お題目に掲げた『空高くハイキング』は昭和10年、国鉄が“自然に帰ろう�瓠惷�高くハイキング』と、沿線開拓のPRで、ハイキング熱を煽ったキャッチフレーズ。
往時、国鉄の宣伝にのってレジャーハイキングが流行、山登りもその延長線上で登られれたそうな。
「ハイキング」略してハイク（Hike）簡単に言えば「テクテク歩き」
ハイキングなる語源は、英国発祥のボーイスカウトの訓練で、徒歩旅行が始まり云々と。
テクテク歩きが英国発祥？ 眠っていた愛国心の鎌首が上がり「それは違う！ハイキングの元祖は我がニッポン國じゃ！」と異議を唱えるワタシなんでありまして・・・。
中世からの貴人の熊野詣、お遍路さんの聖地巡礼旅。雲水の坊さんや、山伏の山野の跋渉。弥次さん喜多さんのお伊勢参り。
こんな具合に、日本は歩くこと（ハイキング）にかけては日常茶飯事。日本はハイキングの先駆者だ。
現代人はもっと昔人にならって歩かなけらばならないですぞ。「ドン！」
（注釈＝ドン！は拳で机を叩いた音です）
ところで「ハイキング」なる文言。暇にあかせて閻魔帳をひも解くと�狄А垢癖發��瓩�載っていますね。（ええ暇なんです）
曰く・・・。
【闊歩】（大股でゆったり）
【緩歩】（ゆるやかに）
【牛歩】（ゆっくり進む。野盗議員様の…オオット失礼、変換を間違えました。牛歩は野党先生の得意技でしたね）
【散歩】（気ばらしにブラブラ）
【速歩】（意識的に早足で）
【競歩】（競技として歩く）
【健歩】（達者な歩き・足）
【独歩】（ひとり歩き）
【漫歩】（そぞろ歩き）
【遊歩】（気ままな歩き）
【跋渉】（山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること）
その他日本古来の歩き方【禹歩】【足甲歩き】等々、切りがないので以下省略。
・写真はシュテファン・エッガートの「歩く人」
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する