「八甲田山」の山名由来 】
津軽各地の巡り歩きは6日間に。長居を決め込んだものだ。津軽最後の〆歩きは八甲田山(8月18日・みちのく野山巡り19日目)
八甲田山は岩木山とともに津軽の名山。大岳を頂点とする峰々が八甲田山の風景を形づくっている。周囲は温泉オタクにとって垂涎な野趣あふれる温泉の宝庫が目白押し。
私の歩いたコースは大岳を頂点とする北八甲田山群。
(酸ケ湯⇒八甲田清水⇒大岳⇒井戸岳⇒赤倉岳⇒田茂萢岳⇒毛無岱⇒酸ケ湯)
※ ここで突然、八甲田という山名由来蘊蓄
多くの山の紹介誌は八甲田山を、八つの峰が連なることから「八甲田」と紹介しているが、「甲田」は「耕田」で池塘を意味し、「耕田」が「神田」即ち「神の田」と呼ばれて・・・。
地元では「八」は「萢・やち」のこと。「萢」は「谷地」で湿原を指す言葉。
多くの「神田(池塘)」を表す「八耕田」が「八甲田」に転化し山名に。
江戸期(元禄時代)弘前藩の日誌に八甲田のことを「耕田岳」と記されている。八甲田山なる山名は、意外や明治になってからの“新造語”なんですね。
さて、八甲田の魅力は、井戸岳山頂付近の迫力ある火口壁や、爆裂火口。そして最後に控えし主役が、起伏の穏やかな池塘織りなす高層湿原が広がる毛無岱。
林葉樹の緑と広葉樹、ブナ林の赤黄、そして草紅葉の色模様は絶妙。緑のトドマツが庭師が配置したようにバランスよく立ち並んで、秋は見事な紅葉の中に埋まる。
八甲田山から舞い降り、汗した体は、蔦温泉の湯船にドンブラコッコ。
・大岳山頂
・井戸岳 火口壁
・池塘高層湿原が広がる毛無岱。
アッ ホントだ! 変換間違っていましたね。ご教示ありがとうございます。
さっそく 直します。また何かありましたらよろしくお願いします。
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