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八幡平山頂Pで2泊3日の滞在漫歩(8月21日)
初日は、山頂P〜畚岳〜諸檜岳〜ケン嶮岨森〜八幡平P
2日目は、山頂P〜八幡平山頂〜八幡沼〜源太森〜黒谷地〜茶臼岳〜往復〜山頂P
「八幡平」は日本百名山のなかで、もっとも労せず、汗かく暇もなく、僅か数分で山頂制覇できるお山が八幡平。駐車Pから山頂まで、登山道は全面快適舗装道。 そんなことから、よその山では絶対見られない山頂模様が八幡平では拝見できる。
山頂の展望台の上には完全装備の登山者が、その横には、スカートの裾を風になびかせ、ハイヒール嬢が山頂制覇。こんな面白い生態模様が見られるのも八幡平の醍醐味である。(笑)
今でこそ観光地とかした雲上のお山だが、かっては「東奥の秘境八幡平」といわれ、一握りのツワモノ登山者だけの領域の山だった。
昭和45年、アスピーテラインが開通。現在は気軽に行ける観光地(山)に様変わり。
その八幡平。深田久弥は「八幡平の平を”タイラ”でなく”タイ”と読むのは、八甲田山などに多い『岱』と同義語であるからだろう。”タイ”とは、山上の湿地帯の意で、古語の”田井”から来たのかもしれない」と述べている。
八甲田も八幡平も『八』の文字地名。識者は、”八”は”やわた”で、やわらかいの意。「八幡平」は「やわただいら」池塘湿原のある、柔らかい山上の高層湿原の意であると・・・。
八幡平を訪れた方々の多くは八幡沼などの周遊漫歩を楽しんでいるが・・・。
私のお勧め歩きは、畚岳〜諸檜岳〜ケン嶮岨森。あるいは「源太森」から茶臼岳。
雲表をぬく広大な台地を闊歩。周囲はアオモリトドマツ、草原、湿原がちりばめられ、まさに天上の楽園の感。背景に岩手山の雄姿。夏でありながら、そよぐ風邪を一身に浴びていると生き返る。爽快である。
・山頂からの日の出 背景の山は岩手山
・八幡沼
・畚岳からの茶臼山 右奥のとんがり帽子が茶臼岳
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