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栗駒山から鳴子への道中途中、いつの日かお世話になるやに地獄の沙汰に。
目ん玉の黒いうちに、地獄の沙汰を一目見たさに、野超え山越え奥山越え、やってきました草木も生えぬ、おそ恐ろしや地獄の入口「川原毛地獄」
川原毛地獄は標高800m、恐山、立山と並ぶ日本三大霊地の一つ。
不毛極まる灰白色の山肌、硫黄吹き出し火山活動の余勢をいまだ冷めやらず、鼻をつく強い硫黄臭が漂っている。荒涼とした不気味な光景はまさに地獄もかくや。
川原毛地獄の底には三途の川(湯尻川)が流れる。温かな温泉流れる三途の川だ。
地獄があれば極楽もあるのは世の常。三途の川下には、20mの高さから温泉瀑布の極楽天国『滝の湯』だ。滝壺は天然の野湯、露天風呂と化している。
「入浴の際は水着の着用をお願いします」と、役人様のお触書。
水着着用?構うもんか、親からもらった汚れを知らぬ純粋培養無垢な身体だ。独り合点、滝つぼにドボン!
湯は強酸性温泉で、飛沫を浴びると目が滲みる。強い刺激だ。皮膚炎や外傷に効能を持つそうだが、私の弱点、ドタマ(脳のシワ)に効能があれば長居をするのだが・・・。
・川原毛地獄
・川原毛地獄の底は 湯の滝天国
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