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山形の有名観光地の一つが芭蕉で名をはせた「山寺」
だがね、山寺の北、1km奥地に、”裏山寺”と呼ばれる密教パワースッポット、ミステリーゾーンがあることをご存じですか。
裏山寺は正式名称「宝珠山千手院」またの名を「峯の浦」山寺を開山した慈覚大師円仁が山寺の構想を練ったところと伝えられる。
寺院でありながら参道前には大鳥居、寺院に鳥居。神仏習合の遺産なのでしょう。
鳥居を潜れば、敷地内にJRの踏切線路、列車が通過。よそでは絶対見慣れない風景だ。
その中でも随一の見所スポットが裏山深くの「垂水遺跡」
社寺の裏山を登ること15分、突如蜂の巣状の大きな岩盤が立ちはだかる。
異様、異形、異相…奇妙奇天烈。岩肌に蜂の巣状の穴が開いている。
日頃冷静沈着な小生も(ほんまかいな?)思わず「ウ〜ン これは なんと・・・」としばし絶句。唖然と岩肌を凝視。
岩の割れ目に不動明王が祀られ、修験跡や五輪塔窟などの遺跡も残る。まさに奇景。大正時代まで実際に密教修験者(山伏)が奇岩に篭り修行していたそうな。
垂水遺跡からさらに山中に入って行く。行く手の山道には様々な名前をつけられた岩があらわれ、地形から察するに中世の山城のような趣。
おそらく中世以降、山岳信仰の拠点だったのだろうと推察したが…。
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