夏の野山巡り、最後の仕上げの“〆山”に選んだのは水戸の北、常陸大宮郊外の「陰陽山いんようさん・233m」山頂に陰陽神社が鎮座。
「陰陽」の字面から直ぐ思い浮かぶは「オンミョウ」こりゃあ何か一癖ありそうな山?と思い興味津々寄り道となった次第。
『陰陽』一言でいうなら、世のなかすべからず裏表があると。例えば、光と陰、男と女、等々・・・。
山頂には磐座と思われる幾つもの岩があり、山の頂下に陰陽神社の拝殿。拝殿の横手に、ご神体である二つの巨石(陰陽石)が寄り添うように立っている。
仲良く並んだ二つの大岩、そんな出で立ちから、当然日本国中にみられる、縁結びの神・男女和合の神として崇められて…。 もともと一つの大岩が二つに割けたと思われたがどうだろう?
陰陽山の名の由来はこの土地柄(水戸)らしく、黄門さんが名付け親云々はさておき、やはり古代の祀り場、山岳信仰の中心。古くからの原始信仰、巨岩信仰 の流れによるものと推察したが・・・。
ところで神社拝殿前に多くの神社にみられる、いかめしくも厳かな顔立ちの狛犬とは裏腹に、面白いカタチ、可愛らしい面相の狛犬をみた。その姿は、私のような”見目形”とは真逆の(誰も知らないから何とでも言える)短足胴長、異様な狛犬だ。
説明版には高麗の犬と書かれているが、なぜ陰陽神社に朝鮮の高麗の犬が? 「陰陽」と関係があるのかな?
さてと、37日間に及ぶ「夏旅野山巡り」の徒然書きはこれでおしまい。「日記」書き以外に、あちらこちら巡り歩いたが切りがないので(面倒)多々省略。 さあ、秋の紅葉狩りの準備に入ると致します。
・陰陽山 山頂の磐座
・陰陽神社のご神体である二つの巨石(陰陽石)
・私と真逆のお姿、短足胴長 狛犬
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