ヤマレコ「日記」にそぐわない題材なれど、暇人の一席。
先日、某TV局が駅弁人気を取り上げていた。私も駅弁大好き人間のひとり。駅弁でいつも思い出すのは、電車の窓辺で汽車弁を食する年配の方を思い出す。
その御人は汽車弁を広げ、まずは蓋の裏側のご飯粒を一つ一つ丁寧に拾い食べている・・・。いわゆる勿体ない精神。
そうそう、会社に“同じようなふるまい”をする上司がおりました。荷物が届けば、結びヒモをハサミで切るようなことをせず、悠長に丁寧にヒモをほどき、丸めて包み紙と一緒にとっておく習慣が身についている。宴会で出されたものはみなキレイに食べ、ビールのつぎ残しをそのままにして帰るなんてことはサラサラしない。
駅弁を丁寧に食す方を横目に見、戦後の日本経済を“高度成長の旗手”とおだてられ、無我夢中でがむしゃらに働いてきた階層である昭和一桁生まれの方々に思いを馳せる。
いやそれを言うなら団塊世代だろうと異論を唱える方もいるだろうが、いやいや、昭和一桁世代の戦後の復興、尽力貢献たるや勲章ものでありますね。
昭和一桁世代は学童疎開、食糧難、敗戦となっての価値観逆転。社会の変革を、まともに洗礼を受けた被害者である。勉強は二の次、かといって遊びも不得意、額に汗して働き、気が付けばオジサン(中年)になっていたという階層ですね。
振り返ってみると、私が接した上司の中には。世間の荒波を渡ってきているので、ときには厚顔無恥、ある時は虚栄や虚飾がアカのように身について、往々にして依怙地で融通が利かず聞く耳持たず、長年培われてきた自説を曲げない強情人もおりました。
若い時の、あの時代の虐げられた環境のせいなのかな?と思うことも…。
だがね、あの当時を頑張り通し、耐乏生活経験してきたヒトの知恵、経験たるや侮れないものがある。
この年代の先輩諸氏と幾度となく山を巡ったが、彼らの生きざまから得られる知恵は教えられることも多く、山の生活(登山)の参考にもなり欠かせないものがありました。
チョット話が回りくどかったようだ。何を言いたかったかといいますと、政治家先生が最近競って唱える『バラマキ金』なる“あぶく銭”のこと。
最近、何やら年嵩もいかない“こわっぱ”に支給云々とお騒ぎだ。今年の「流行語大賞」は“バラマキ”かな?とも思う今日この頃。
この“令和バラマキ金騒動”を、後世の歴史家はどう評価されるのかな。
そんなに“あぶく銭”をあげたいのなら、戦後の混乱期を乗り越え、復興、経済大国に押し上げ復興に尽力された『昭和一桁』世代(80歳前後)こそ“バラマキ金”を進呈を!なんて声はとんと聞かない。
「お爺ちゃん、お婆ちゃん、長い間ご苦労さま。国が温泉にでも行ってらっしゃいと、バラマキ金をくれるそうよ」なんて話のほうが、よっぽど私的に道理にかなっていると思うのだがね。
昭和一桁世代のご苦労はひとかたならぬものがあったということには全面的に賛成です
我々団塊世代は彼らが敷いてくれたレールの上を大勢で走っただけかもしれませんね
そこでバラマキ金ですが、少なくともサラリーマンだった一桁世代や団塊世代はそれなりの年金があり、特段減額もされていないのでコロナ禍とはいえ困るほどの減収にはなっていませんよね?
農家を含め自営業だった方々の年金事情は不案内ですが、そこは置いといて
そりゃ貰えるのなら貰いたいですが、どっちにしてもバラマキ金も国の借金。国民の血税で返済するわけですが、返済負担額は老い先短い昭和一桁世代や団塊世代より圧倒的に現役世代や現役世代予備軍が多いです
なので小心者の自分としては、どうせばら撒くなら生活困窮者にばら撒いて欲しいと思います それも一時金ではなく、恒久的な支援金として
まあ今の政権にそんな太っ腹はいるわけもなく、年寄りの真昼の夢でした
「日記」に『昭和一桁』世代にこそ“バラマキ金”の進呈を! などと書き連ねましたが、私個人の本音は”バラマキ金”は票目当ての安易な天下の愚策と思って、実は大反対。
労せず懐に入るあぶく銭となれば、貰える方は大喜び。それが庶民の正直な気持ち。
ikomochiのおっしゃるように、生活困窮者の救済目的であれば私も納得。
こんなことが(バラマキ政策)当たり前のようになることを危惧。
これからも右倣いならぬ国政選挙の度に、各党、票目当てのバラマキを声高に唱えるんでありましょうか。言い方が悪いが、各党は”万札製造機”か。
政治家先生も、自らの懐が痛まないカネ(血税)だからなんでも言える。
仰っる通りだと思います。
また言い方、書き方、背景の説明等丁寧さが足りない。少し工夫や知恵がないのかなと。
なんだろう、「○○万円配ります」を選挙公約にするのは禁止すればよいのにと思うくらいです🤔
選挙を通じた買収合戦の体に見えないこともない。
おっしゃる通り、体のいい一票目当ての買収合戦の感ありありですね。多くの国民はバラマキ銭なる腹のなかを見通しているのに・・・。政党も与野党問わず品位品格落としてまでも議席確保と。
春に配った10万円も、皆さん貯金に回さず、購買に使ってくれたら日本経済の活性化に多大な貢献ともなりましょうが、こんなときも堅実な国民性、シッカリ貯金?でしょうか。
前述のコメントにも述べましたが、各党いつのまにか”万札製造機”に豹変。政治家先生も、自らの懐が痛まないカネ(血税)だからなんでも言える。悪しき伝統にならなければよいが。
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