データで見る登山その3(地図と傾斜)

2019年10月06日 08:25データで見る登山全体に公開

富士山の大砂走りで疲労が残ってるので少し気楽な山を、、、と探して決めた丹沢の檜洞丸です。
標高も高くないし、高低差が1000m近いけど、距離が長いのでじっくり登れるかな？と思って行きました。
檜洞丸
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2041421.html

確かに登りは若干負荷があるものの登りやすい山でしたが、下りが崖っぷちで鎖場の連続でかなりハードな山でした。

データ的に見てもそんなにキツい山だったっけ？と思って帰ってきてから調べたら、恵那山(南アルプス)と山行データが非常に似てますね。

恵那山
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1826624.html

恵那山は南アルプスの中でも比較的登りやすい山ですが、そうは言っても(行ったコースは)距離があるし時間も掛かる山です。

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①のグラフは横軸が距離なんですが、矢印の部分がキツかった所。
確かに水平距離わずか200mくらいで、100m程高低差があります。

ヤマレコのデータも貼ってあるけど、ヤマレコのグラフは行程に応じて縦横軸が変わるので、全体が見えても細かい高低差がわからないし、この地図もわかりづらいですね。
国土地理院の地図は確かに等高線が相当狭いので、高低差がなんとなくわかります。

②の画像は横軸を時間にした物です。
恵那山の時も山頂直後の下りはキツかったんだけど、恵那山は残雪があり、下山に時間が掛かった感じです。
雪で足を取られた時よりも檜洞丸の方が移動速度が遅かった感じです。

山登りにおいで、地図の等高線を読むのは重要ですが、なかなかそこから道を想定するのは難しいですが、こういう複数のデータを束ねて想定するとイメージしやすいかもしれませんね。

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話は変わりますが、檜洞丸に登ったのは、道志のキャンプ場で女の子が行方不明になった事件からちょうど一週間後でした。
同じ土曜日だし、場所も檜洞丸の隣の大室山の麓ということで、データ的に条件が近いですが、ここから見えてくる事もあります。

・檜洞丸の麓のキャンプ場は大賑わいだった→同じような状況なら、こんな所で強引な人さらいなんて難しい。
・大室山の登山道もかなりの傾斜(沢は緩やか)→子供が簡単に登れる山ではない。(事実捜索中の滑落事故も多い)

2週間捜索しても痕跡すら見つからないことを考えると、よほど見つからないように計画を立てたのか、あるいは騒がれないような理由があったのか？ってイメージがありますね。
想像なのでわかりませんが、一刻も早く見つかることを祈ってます。

2019-09-15 データで見る登山その2(時速)

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