今まで山ヒルに出会った山
大峰の釈迦ヶ岳、鈴鹿、丹沢、比良、京都の貴船の三角点付近
昔、比良にはヒルが居なかったと思う。最近、鹿やイノシシが増えた為か意外な所で出会うようになってきた。
貴船の山に行った時、ヒルなど全く警戒などしていなかった。
家に帰ってシャワーを浴びた時、足から血が出ていて気付いた。
これはと思い靴を調べると中で満足して丸くなっていた。
最新の被害だった。
初めての被害。
雨上がりの鈴鹿の山で悲惨な目に遭った。
その時は靴跡ほどの地面に数匹のヒルが蠢いていた。一歩、歩を進める毎に数匹踏んづける訳である。当然体にヒルが這い上がってくる。
お腹にチクッとする痛み、見ても噛み跡だけ。ヒルは居ない。そんなことが数度有った。これはと思ってよくよく調べるとベルトの裏側に付いているではないか。同じヒルに数度噛まれた訳である。それ以外にもお腹と言わず背中と言わず沢山噛まれた。最初に受けた強烈な洗礼は以降のヒルに対する恐怖心を無くしてしまった。
私の対処法
鈴鹿に通っていた頃、藪漕ぎ人の間で長靴が流行っていた。
長靴を履いて、飽和食塩水を100均で買った噴霧器で振り掛けながら歩く(1時間に1回程度長靴の上の方に)とそこまで登ってきたヒルが諦めて降りて行く。これを始めて一度も鈴鹿で被害に遭ってない。
ただ長靴といえども万能では無く、朝露に濡れると効果が無い。
車まだ帰って靴を履き替える際、数匹のヒルが長靴の中で丸くなっている事がある。なぜか長靴の中ではヒルの活性が低い。ヒルには活動しやすい場所では無いのだろう。
ヒルが上から降ってくる
よくこんな話を聞く。本当だろうか?山に行ったついでにヒルをつまんで木に取り付かせても私の実験では100%降りてしまう。木に登ったヒルなど一匹も居なかった。
ヒルを観察すると意外に敏捷に動く。1分あれば1m弱動くので人の体なら2分で首まで到達するだろう。そこで首を噛まれた人が上から落ちてきたと勘違いするのではないだろうか。
ヒルはどこから体に登ってくるのか
私の経験では先ず靴の裏に付く。(ヒルを踏むと付くのだろう)そこから靴の表に回り込みズボンの裏または表から登ってくる。まれにストックから登ってくることがある。
この時、指を噛まれるまで気付かなかった。
ヒルでイワナは釣れるか
こんな疑問を持ってヒルを餌にしてイワナを釣って見た。
餌にするほどの大きさのヒルを探すのが大変だが、結果は釣れた。
ただ餌にするにはヒルの皮膚が固く新品の針でないと刺せないほどだ。
皮膚が固いので数匹釣っても餌は丈夫で長持ちした。
車の中で
車に帰り着替えを済ませ、運転中に痛みを感じたことがある。
痛みからヒルだと解るのだが、運転中のためじっと我慢しなければならない。駐車出来る所まで行ってヒル探しをしなければならなかった。
情けない経験だった。
はじめまして。
僕は長崎在住で、九州の山しか登ったことがないのですが、ヒルに出会ったことがありません。雑誌やネットで話を聞くたびにゾーとします!慣れるとそこまで冷静になれるんですね(笑)
九州でも増えすぎた鹿や猪の獣害の話を聞きます。ヒルの生息地が広がらないことを願ってます!
こんばんは。
冷静にしているわけでは無く諦めです。どうもがいても避けて歩けないほどのヒルを見るともう諦めるしか無いです。ただ少しだけ食塩水で対抗しています。
今のところそれで共存できています。
困った生き物ですが噛まれても死ぬ事はありません。ダニと違い引っ張れば取れますし口を残す事もありません。余り心配しないで下さい。
こんにちは。
以前にノートで書いたのですが丹沢〜関西にかけて拡大の一途のようで。東北だと鹿が多い秋田ですかね。ほかは東北では極僅か、青森以北は気候的に大丈夫のようです。
拡大の原因ですが。植林杉の管理放棄が起きるとあの暗い森が出来上がり、鹿等の生息地が減ります、そうすると鹿が里に降りてきたり移動したりする。加えて鹿の頭数調整が最近行われていなく、ここ20年で数倍とか言うレベルで増えているようです。鹿(の爪足)はヤマヒルのいいごはんなので当然増える。そして鹿の移動にともなってヒルも移動する。
そして人です。ヒルが付着したのに気付かずに他の場所に移動したりすることもままあると思います。そうしてヤマヒルも移動することになる。通常、吸わせたまま、あるいは、気づかないままヒルが血を完食(?)すると、ヒルはそれで1年の栄養を得るようです。あとは卵を当然産みますので吸われているのに気付かず、車で移動、そしてどこかで落ちるなどすると、相当な距離を人を媒体として移動することになります。
みたいな感じになっているようです。ということで登山後のヤマヒルのチェック、見つけたら必ず始末(投げ捨て厳禁)、というのがとても重要かもしれません!
こんばんは。
鹿は沢山増えました。京都市内でも中心を流れる鴨川に春先になると若い個体が迷い込んできます。奈良と違って京都市内では余り見かけないのですが、昨今珍しくなくなりました。また数年前、山で出会った猟師さんに何で鹿を獲らないのか聞いた所、鹿は筋ばかりで美味しくない。猪とは比べものにならない、ワシは鹿は獲らんとの事でした。これでは鹿が減らないはずですね。
人が運ぶというのも頷けます。今まで見かけなかった登山道でも見かけるようになりました。ここまでヒルが増えると駆除は難しいと思います。
これからは共存して歩くか、山へ入らないかどちらかを選ぶ事になるでしょうね
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