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初めて歩くルートで明らかな紅花芍薬の株、10株程を見ることが出来た。その後の場所でも普通の山芍薬に混じって紅花らしいものもチラホラ見かけた。ただ株数は少なくわざわざ来年に確認に行く程の所は無かった。
山蛭対策としては、予め自宅でズボンの裾を飽和食塩水に浸け、陰干しで乾かせてから出かけた。しかし観察した範囲では山蛭を見かける事は無かった。したがって効果があって噛まれなかったのか元々いなかったのか確信が無い。
山歩きの行程は約17km、累積標高は約1400m、気温は23℃前後だったが湿度は80%越と高かった。これが最後に効いてくるとは思わなかった。
飲み物は2リットルほど持って行って、チビチビ飲みながら歩いたが、行程の残り5km程になり、標高差100m程の最後の登りの途中で足が攣ってきた。そして何だか頭もクラクラしだした。小休止して塩飴を嘗め水分を補給したが、一向に症状は改善しなかった。その後も時々、真直ぐ歩けない自分を感じながら何とかバス停まで辿り着いた。これは初めての経験だった。
何がいけなかったのだろう?
飲み物の残量を気にしてもう少し先でと考えながら後送りしながら飲んだが、量が少なすぎたのか。そして症状が出た時には水分を吸収する力も落ちていた気がする。家に帰ってから胃に溜まっていた水の大半を吐き戻してしまった。そして体調不調は次の日まで続いた。
写真1
紅花山芍薬 明らかに逆U字にまで大きく曲がった雌しべの柱頭。但し、花弁の確認が出来なかったので赤か白かは不明だが初見の場所だった。
写真2
普通の山芍薬。種の入った鞘も大きく成長していて柱頭の曲がりも小さい。しかしこの辺りにも柱頭の曲がりが大きく種の育ちの遅い物が混ざっていたので紅花も混在している場所の様だった。
写真3
少ないながらも蘭も見かけた。多分、海老根と思うが種は付いて無く今年花が咲いた形跡は無かった。
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